台湾鉄道

台湾では3度、鉄道を利用しました。
鉄子とまではいきませんが、列車は大好きなので、
車窓の景色はもちろん、乗り降りする駅、列車の外観、車内トイレまで興味津々でした。
 (画像はクリックしていただくと 大きくなりますが、たいした写真ではないので、、)

台湾鉄道_d0174983_1014627.gif


1.台北空港近くの「桃園」 から 「台中」 へ  台湾新幹線
   チケット画像
  
  プラットフォームは 「月台」、 エレベーターは 「電梯」  
  台南に行く時は 「南下」(くだり)、 台北に行く時は 「北上」(のぼり)でわかりやすい。

台湾鉄道_d0174983_93335.jpg

  座席は、新幹線の自由席そのまま。
  グリーン車は無く12車両編成。
  トイレは、少し高い段 を上がる 和式 で、高齢者には不向き。
  母は立ち上がれない、降りれないという 2重の災難に見舞われた。(笑)

台湾鉄道_d0174983_993447.jpg

  ドアは自動でなく、横の大きなボタンを押すと開くシステム。(閉じるのは自動)
  
  皆、ドアの前に しばし立って 開くのを待つ、が、開かない。
  すると日本人は 「手でドアを 無理やり開けようとする」 (押しボタンを探す人は、まずいない。)
  しかし台湾人は 「ボタンを探す」 
  これで日本人かどうか判別する仕組みになっている?
 
  車内販売で、ミネラルウォーターと少しだけお菓子を販売しに来るが、
  素早いスピードで通り抜けていくので、買うのは至難の業だ。(笑)

台湾鉄道_d0174983_994970.jpg

  地下にプラットフォームがあり、地下鉄のイメージ。 
  駅構内は、節電のため薄暗いが、新幹線口、在来線乗換口などはなく、出口はわかりやすい。

台湾鉄道_d0174983_910388.jpg
 

台湾鉄道_d0174983_1014627.gif
 
2.「高雄」 から 「花蓮」 へ   特急列車
  チケット画像 

  通常の駅には、エレベーター、エスカレーターが完備されていないところが多い。
  重たいトランクを持って、階段を上がり降りするのは、非常に腕力を要する。

台湾鉄道_d0174983_9394639.jpg

  プラットフォームの数が少ないので、2,3分間隔で、次々に列車が入ってくる。
  列車番号をしっかり確認しないと、乗りまちがえる人が多いというのも納得。
  
台湾鉄道_d0174983_940311.jpg

  列車の乗り降りにも階段があり、トランクが先か、人が先か悩む。 
  しかし、不思議なことに、この列車は自動扉だった。よってボタンはない。
  
  車内の中央に丸い間仕切りがある。デザインというより、構造強度を保持するためだと思われる。
  冷房が非常に効いていて、母は決死の覚悟で何度もトイレに行く羽目になった。
    
台湾鉄道_d0174983_9401666.jpg


台湾鉄道_d0174983_1014627.gif

3.「花蓮」 から 「瑞芳」 へ   特急列車
  チケット画像

  日本のようにきちんとした停止位置に列車は止まらず、適当な位置に列車が入ってくるので、
  プラットフォームに示されている「号車」と列車の「号車」は、一致しない。
  そのために、列車の中で駅に着くたびに、混乱が起きる。

  指定席券を振りかざした乗客に「そこは私の席よ」と台湾語で 怒鳴られるのである。
  「あなたの号車は となりですよ」と英語で行っても大抵、通じない。
  
  そこで、チケットを指さし、次に列車のドアの上に書かれている号車番号を指さし、再度チケットを指さし、
  またドアの方へ向けて くるっと指を回し 「隣の号車ですよ」と 目で教える。
  
  いつの間にか、これは、私の仕事になっていた。(笑)
      
台湾鉄道_d0174983_9403533.jpg

  前回のことがあったので、シッカリ冷房対策をしていたら、今度は冷房が効かない。
  しかし、この列車も自動ドアであった。
  すると新幹線だけ自動ドアではない? 台湾が列車購入の際、値切ったのか?    

台湾鉄道_d0174983_9404727.jpg

  指定席だが、開いているところは座って構わない、と言うことになっているらしく
  空いている席に移動しながら座っている人もいる。
  
  車内改札も実にいい加減なので、しなくてもいいんじゃないの、と思うくらい。(笑)

  チケットを回収することもないので、お土産に持って帰れたことはラッキーだったが、、。  

台湾鉄道_d0174983_9405771.jpg
 

台湾鉄道_d0174983_1014627.gif


  これでなんとか、東京へ行くまでに 台湾ブログを完了できました。
  相変わらずの拙いブログですが、続けてご覧いただき心より感謝いたしております。

  
by saint-arrow-mam | 2011-04-16 00:00 |   台湾 | Comments(7)
Commented by okadatoshi at 2011-04-17 17:15
鉄道というテーマに絞ってのblogもいいですね。
私の場合には海外旅行ではインターネット環境に目が行きます。
東南アジアでいくなら、ベトナムと考えていましたが、優先順位を台湾の方を先にいたします。
楽しいblogありがとうございました。

メモメモ (=^ェ^=)
Commented by shinmama at 2011-04-17 17:47 x
okadatoshi様
 海外で 鉄道に乗った経験が 一度しかないので、
 今回は鉄道も密かな楽しみにしていました。

 旅先が田舎だったために、
 携帯電話ですら圏外になること多い環境でしたが、
 台北のホテルでは、
 部屋の机の上にLANのモジュラー?があったので、
 okadatoshi様なら利用できるのになあ、と思いました。

 okadatoshi様の旅行の優先順位を上げた功績により、
 私は台湾政府から感謝状がもらえるかも?(笑) 
Commented by うつきよう at 2011-04-17 22:57 x
 停止位置を通り過ぎて止まった、というのがニュースになる日本とはずいぶん違いますね。

 チケット画像のナゾがわかりました!
 じつに鷹揚ですね。
 それでも不都合がないのですから、
 やっぱり日本が厳密に過ぎるのかなあ?
 
 充実の台湾旅行記
 楽しかったです。
 ありがとうございました。
 
Commented by Hiro at 2011-04-18 06:36 x
昨夜は耳で聞いた ”Pray for JAPAN” の余韻で、私のブログを載せたあと早々と就寝、こちらに訪問せず、遅れをとりました。

鉄子とは行かないが と書いてありますが ???
外国の鉄道となれば何と言ってもスイス国鉄、氷河特急あり、パノラマ特急あり、ゴールデンパスあり、枚挙に暇がありません。
私に頂いたコメントの返事にメモメモを書いておきました。
今後このようなツアで、スイスやそしてマリア テレジアの国への計画をどうぞ。

5日目のコメントで頂いた
※飲み仲間になったご主人が二人とも出雲の方で、
 
??? 
Commented by Hiro at 2011-04-18 06:51 x
追伸
こちらにもメモしておきます。
http://www.etour.co.jp/depairport/hij/at/index.html
Commented by shinmama at 2011-04-18 07:08 x
うつきよう様
 日本人の生真面目さは、融通のきかない面もありますが
 トラブルを避けるためには必要なことだと思いました。

 空いてる席なら座らせてあげればいい、、という融通と
 列車は決められた位置に停まらないと、
 乗客同士がトラブルになる。

 良い経験をしました。
 お母さまと是非お出かけください。
 ベトナムよりお勧めです。
Commented by shinmama at 2011-04-18 07:27 x
Hiro様
 昨夜は、先日Hiro様のブログで拝見した
 オーストリアのワインを飲み、
 身も心も軽くされて、寝の谷へ行かれるのではないかと
 想像しておりました。(笑)

>鉄子とまではいきませんが・・・
  鉄道には、とても詳しい方がいらっしゃると
  お聞きしていますので、私などまだまだ、ということを  お伝えしようと、思いました。
   
  もっとテッチャンに対抗できるだけの興味と知識を
  身につける努力をして 「鉄子」を目指します。

>飲み仲間になったご主人が二人とも出雲の方で・・・
  今回の旅行で出雲から2組のご夫婦が来られていて
  (仲の良いお友達同士ということでした)
  ご主人様がお二人とも よくお酒を召し上がり、
  私も食事中に一人で飲んでいると、
  「いやいや」「まあまあ」と
  楽しくお話をさせていただきました。

  「お菓子の寿城」や「おろちループの雪」の話で
  会話が弾みました。

 言葉足らずで申し訳ありませんでした。
 自分で読み返して、???となることが良くあります。
 お尋ねいただきうれしく思いました。
 


<< 日暈(ひのかさ) 台湾へ (台北ー広島 ) >>