台湾では3度、鉄道を利用しました。
鉄子とまではいきませんが、列車は大好きなので、 車窓の景色はもちろん、乗り降りする駅、列車の外観、車内トイレまで興味津々でした。 (画像はクリックしていただくと 大きくなりますが、たいした写真ではないので、、) 1.台北空港近くの「桃園」 から 「台中」 へ 台湾新幹線 チケット画像 プラットフォームは 「月台」、 エレベーターは 「電梯」 台南に行く時は 「南下」(くだり)、 台北に行く時は 「北上」(のぼり)でわかりやすい。 座席は、新幹線の自由席そのまま。 グリーン車は無く12車両編成。 トイレは、少し高い段 を上がる 和式 で、高齢者には不向き。 母は立ち上がれない、降りれないという 2重の災難に見舞われた。(笑) ドアは自動でなく、横の大きなボタンを押すと開くシステム。(閉じるのは自動) 皆、ドアの前に しばし立って 開くのを待つ、が、開かない。 すると日本人は 「手でドアを 無理やり開けようとする」 (押しボタンを探す人は、まずいない。) しかし台湾人は 「ボタンを探す」 これで日本人かどうか判別する仕組みになっている? 車内販売で、ミネラルウォーターと少しだけお菓子を販売しに来るが、 素早いスピードで通り抜けていくので、買うのは至難の業だ。(笑) 地下にプラットフォームがあり、地下鉄のイメージ。 駅構内は、節電のため薄暗いが、新幹線口、在来線乗換口などはなく、出口はわかりやすい。 2.「高雄」 から 「花蓮」 へ 特急列車 チケット画像 通常の駅には、エレベーター、エスカレーターが完備されていないところが多い。 重たいトランクを持って、階段を上がり降りするのは、非常に腕力を要する。 プラットフォームの数が少ないので、2,3分間隔で、次々に列車が入ってくる。 列車番号をしっかり確認しないと、乗りまちがえる人が多いというのも納得。 列車の乗り降りにも階段があり、トランクが先か、人が先か悩む。 しかし、不思議なことに、この列車は自動扉だった。よってボタンはない。 車内の中央に丸い間仕切りがある。デザインというより、構造強度を保持するためだと思われる。 冷房が非常に効いていて、母は決死の覚悟で何度もトイレに行く羽目になった。 3.「花蓮」 から 「瑞芳」 へ 特急列車 チケット画像 日本のようにきちんとした停止位置に列車は止まらず、適当な位置に列車が入ってくるので、 プラットフォームに示されている「号車」と列車の「号車」は、一致しない。 そのために、列車の中で駅に着くたびに、混乱が起きる。 指定席券を振りかざした乗客に「そこは私の席よ」と台湾語で 怒鳴られるのである。 「あなたの号車は となりですよ」と英語で行っても大抵、通じない。 そこで、チケットを指さし、次に列車のドアの上に書かれている号車番号を指さし、再度チケットを指さし、 またドアの方へ向けて くるっと指を回し 「隣の号車ですよ」と 目で教える。 いつの間にか、これは、私の仕事になっていた。(笑) 前回のことがあったので、シッカリ冷房対策をしていたら、今度は冷房が効かない。 しかし、この列車も自動ドアであった。 すると新幹線だけ自動ドアではない? 台湾が列車購入の際、値切ったのか? 指定席だが、開いているところは座って構わない、と言うことになっているらしく 空いている席に移動しながら座っている人もいる。 車内改札も実にいい加減なので、しなくてもいいんじゃないの、と思うくらい。(笑) チケットを回収することもないので、お土産に持って帰れたことはラッキーだったが、、。 これでなんとか、東京へ行くまでに 台湾ブログを完了できました。 相変わらずの拙いブログですが、続けてご覧いただき心より感謝いたしております。
by saint-arrow-mam
| 2011-04-16 00:00
| 台湾
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Comments(7)
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okadatoshi at 2011-04-17 17:15
鉄道というテーマに絞ってのblogもいいですね。
私の場合には海外旅行ではインターネット環境に目が行きます。 東南アジアでいくなら、ベトナムと考えていましたが、優先順位を台湾の方を先にいたします。 楽しいblogありがとうございました。 メモメモ (=^ェ^=)
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okadatoshi様
海外で 鉄道に乗った経験が 一度しかないので、 今回は鉄道も密かな楽しみにしていました。 旅先が田舎だったために、 携帯電話ですら圏外になること多い環境でしたが、 台北のホテルでは、 部屋の机の上にLANのモジュラー?があったので、 okadatoshi様なら利用できるのになあ、と思いました。 okadatoshi様の旅行の優先順位を上げた功績により、 私は台湾政府から感謝状がもらえるかも?(笑)
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うつきよう
at 2011-04-17 22:57
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停止位置を通り過ぎて止まった、というのがニュースになる日本とはずいぶん違いますね。
チケット画像のナゾがわかりました! じつに鷹揚ですね。 それでも不都合がないのですから、 やっぱり日本が厳密に過ぎるのかなあ? 充実の台湾旅行記 楽しかったです。 ありがとうございました。
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Hiro
at 2011-04-18 06:36
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昨夜は耳で聞いた ”Pray for JAPAN” の余韻で、私のブログを載せたあと早々と就寝、こちらに訪問せず、遅れをとりました。
鉄子とは行かないが と書いてありますが ??? 外国の鉄道となれば何と言ってもスイス国鉄、氷河特急あり、パノラマ特急あり、ゴールデンパスあり、枚挙に暇がありません。 私に頂いたコメントの返事にメモメモを書いておきました。 今後このようなツアで、スイスやそしてマリア テレジアの国への計画をどうぞ。 5日目のコメントで頂いた ※飲み仲間になったご主人が二人とも出雲の方で、 ???
うつきよう様
日本人の生真面目さは、融通のきかない面もありますが トラブルを避けるためには必要なことだと思いました。 空いてる席なら座らせてあげればいい、、という融通と 列車は決められた位置に停まらないと、 乗客同士がトラブルになる。 良い経験をしました。 お母さまと是非お出かけください。 ベトナムよりお勧めです。
Hiro様
昨夜は、先日Hiro様のブログで拝見した オーストリアのワインを飲み、 身も心も軽くされて、寝の谷へ行かれるのではないかと 想像しておりました。(笑) >鉄子とまではいきませんが・・・ 鉄道には、とても詳しい方がいらっしゃると お聞きしていますので、私などまだまだ、ということを お伝えしようと、思いました。 もっとテッチャンに対抗できるだけの興味と知識を 身につける努力をして 「鉄子」を目指します。 >飲み仲間になったご主人が二人とも出雲の方で・・・ 今回の旅行で出雲から2組のご夫婦が来られていて (仲の良いお友達同士ということでした) ご主人様がお二人とも よくお酒を召し上がり、 私も食事中に一人で飲んでいると、 「いやいや」「まあまあ」と 楽しくお話をさせていただきました。 「お菓子の寿城」や「おろちループの雪」の話で 会話が弾みました。 言葉足らずで申し訳ありませんでした。 自分で読み返して、???となることが良くあります。 お尋ねいただきうれしく思いました。
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