東欧の旅 3 (ブダペスト)

 ブダペストはドナウ川を挟んである「ブダ」地区と「ペスト」地区を一緒にした地名です。
 なぜ「ペストブダ」にならなかったのか、、、存じません。

  ただ ”ブタ”と言われたり、”ペスト”と言われるとイメージが悪くなり、
 『ブダペシュト』の「」にアクセントがあるのが正しい発音だそうです。
 今日は ”ダペシュト”のハードな1日です。


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 前夜遅く、ホテルに着いたので、就寝したのは13時過ぎ、、、ところが朝の5時には元気に起床してしまいました。
 ソフィテル・チェーン・ブリッジは、くさり橋のすぐ近くの Pest側にあり、大きな吹き抜けがあるホテルです。

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 お部屋の窓から、「王宮」や「くさり橋」がよく見えます。
 
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 そうとなれば、私は、ごそごそカメラを取り出し、時系列で写したくなります。
 到着した夜、朝5時、朝6時半の写真です。 やったー、今日は晴天です。

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 早めに朝食を食べて、集合時間の9時まで、朝のウォーキング観光に出かけます。
 (このツアーは集合時間が遅いので、朝の自由時間が有効に使えるのも うれしいのです。)
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 朝食に野菜を食べる習慣がない国々のようですが、
パプリカとトマトはどこでも出されていたので、欠かさず摂りました。
 (ちなみに 他のサイトで調べていた通り ヨーグルトは、絶品です)

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 ハンガリーの通貨は、「Ft(フォリント)」です。
 ユーロが使える観光地もあるようですが、お水を買ったり、自由観光をしますので、
 少額を換金率の良いホテルのフロントで換金しました。
 (空港には、悪質な両替商がいるので交換しない方が良いそうです)

 レートは、 1 Ft = 約 0.5 円 で計算します。

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 観光の時にバスで渡る予定の「くさり橋」を、私は自分の足で渡りたいと思っていました。

 ドナウ川の水は茶色く濁っていて、旅行前の私の想像とは違っています。
 過日、ベトナムに行った私としては、ドナウ川を汚いとは感じはしませんでしたが、泳ぐ気にはなれない色です。

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 このライオンの像を作った彫刻家は、ライオンの舌がないと言われたために自殺した と言われているので、
 この目で確かめようとしたのですが、見えませんでした。

 次に行かれる方に、引き続き調査をお願いします。(笑)

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 Buda側へ くさり橋を渡っていくと、王宮へ行くケーブルカーの駅があります。
 朝の8時過ぎ、乗ることはしませんでしたが、ケーブルカーは動いていました。

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 9時集合で、バスに乗り、半日観光のスタートです。
  (観光した建物・場所についての詳しい説明は、基本的にガイドブックに委ね、私的感想を中心に)

 漁夫の砦

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 Hiro様メモメモから絶景であることを伺っておりましたが、まさに、まさに。
 緑が輝き、樹木の花が咲く美しい季節でよかったと思いました。
  
 しかし、Pest側には山がないことが良くわかります。 (写真をクリックしていただくと大きくなります)

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 マーチャーシュ教会
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  ここからは、ハプスブルグ家の家系図が必要になりますが、
  1867年、フランツヨーゼフ一世とエリザベス皇妃の戴冠式が行われた教会です。
  リストが「ハンガリー戴冠ミサ曲」を作曲し、指揮をしたというこの教会、入口までしか入ることが、できません。
  
 美しいモザイク模様の屋根は、ジョルナイ製の瓦で覆われていますが、この時代の建築にこぞって使われたようです。

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 聖イシュトヴァーン大聖堂
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 再び橋を渡って Pest側に。
 この教会も入口までで奥まで入ることが出来ず、カメラの望遠能力が頼りです。
  
 この教会の祭壇裏にあるイシュトヴァーン礼拝堂も見学しましたが、
「聖人」「聖遺物」という言葉の意味を、ここで初めて知ることとなりました。

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 全員が、トラムに乗って移動します。
 午後の自由時間も利用するつもりなので、24時間チケットにしました。

 このチケットは、バスでも地下鉄でも利用できる共通券です。
 駅に改札口はなく、車内でも改札はなく、切符を持っていなくても乗れてしまいます。
  
 ただし、覆面改札員がいて、時々、車内で改札を行うそうで、切符を持っていなければ
 たとえ旅行者と言えど、有無を言わさず、高額な罰金となるそうです。
  (これは、ウィーンもプラハも同じシステムでした)
  
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  英雄広場
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 建国1000年を記念して1896年に造られた大きな広場です。
 マンホールの蓋の宝庫でした。 (まとめて、次回に)

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  中央市場 
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 主婦は目が らんらん と光りますが、安くても なまものを買って帰れない辛さ。
 皆さん、お約束のように、「フォアグラの缶詰め」を買い求めました。
  (美味しくて価格が安いと よく御存じです)
 
 魚は川魚を食べる程度で、肉中心の食文化だということです。

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 昼食は、ドナウ川に浮かぶ船でいただきました。
 朝、歩いて渡ったくさり橋が良く見えます。
 
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 メニューは、代表的なハンガリー料理。

 赤いスープは「グヤーシュ」 
 全く辛くなくて、赤いのはパプリカの色です。 お肉や野菜が入った美味しいスープです。
 
 上段右端の料理は「チルケ・パプリカーシュ」
 鶏肉を炒めにした料理で、とても日本人の口にあうシチューのような料理です。
  
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 一度ホテルに戻り、水着を持って 午後6時までの自由時間 開始。
 (温泉に行くので、万が一を考え、ここからは古いカメラだけを持っていきました)
 
 トラムと路線バスを乗り継いで 目指すは Buda側の高台「ゲッレールトの丘 ツィタデラ」。

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 バスを降りて山道を歩いて登ります。

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 山道を歩くとなると 私のことですから草花が気にかかります。

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 ツィタデラは、大型バスで日本人の観光客が大勢来ましたので、写真だけ写し、さっさと退散します。

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 この丘のふもとには、温泉がいくつかありますが、中でも歴史が古く、建物が見事な「ゲッレールト温泉」へ。

 源泉と、アールヌーヴォーの美しいインテリアの温泉(温水プール?)内部です。 
 こんなに たっぷりと泳いだのは何年ぶりのことでしょうか。
 ガイドブックより値上がりしていて、キャビン利用で 一人 4100Ft(約2050円)でした。

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 帰りは、歩いて街の歩行者天国の中を抜けてホテルまで帰ります。
 
 高級ブティックやお土産物屋さんが軒を並べる観光客には有名な「ヴァーツィ通り」。
 ゆっくり見て歩きたいのですが、時間がなく、アイスクリームをかじりながら小走りで。

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 化粧を直す暇もなく、夕食へ。
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 レストランは、ハンガリーの代表的な料理を食べさせてくれるお店です。 
 (日本人旅行者が良く行くレストランには行かず、こじんまりした美味しいお店でアツアツの食事ができるのも、
  グランドツアーの良さだと思います。)

 なにせ、一皿の量が多いので、2分の1ずつに分けていただいてこの量です。
 1品、2品、写真を写すことを忘れてしまったようです。
 
 フォアグラが美味しくて、ワインのすすむこと、、。
 「牡牛の血」と呼ばれるハンガリーワインは、軽くて飲みやすいワインで、私は好きになりました。

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 ドナウ川をナイトクルージングしたいと思い
 日本でいろいろ調べたところ、ホテルのすぐ近くに船着き場があります。

 ゆったりと夕食を食べ、飲んだ後 21:15分のクルージングに間に合いました。

 添乗員さんもツアーの方も全員参加され、海外の観光客に混じって乗船です。

 イヤホンで日本語ガイドを聞くことが出来るのですが、
 聞いていると眠くなります。 




 ニューコンデジに持ち替えてはいるものの、アルコールが眠気を誘い集中できません。
 昼間の風景との比較。

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 「大丈夫」っていうと  「大丈夫」っていう。
 「酔ってない?」っていうと  「酔ってない」っていう。

 それでも心配になって
 「手が震える?」っていうと  「手が震える」っていう。

 こだまでしょうか? いいえ、酔っ払いです。

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 ホテルに帰って寝たのが またまた深夜。
 明日はブラチスラバを観光後、ウィーンへ移動します。
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by saint-arrow-mam | 2011-05-13 00:00 |   東欧 | Comments(0)


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