ケベックのインフォメーションセンターのお姉さんがくれた ラ・ベーの資料は200ページのガイドブック。
自転車、マウンテンバイク、ハイキング、乗馬、ラフティング、ヨット、釣りetc. ラ・ベーは自然を相手にスポーツを楽しむ施設は充実しているようです。 ただし、すでにシーズンオフ。(笑) 6:30 日の出を写すために 寒さにもめげずデッキに出ます。 気温はマイナス2度。 今までで一番空が晴れています。 朝食もそこそこに下船。 ハイキングなので、バナナを一本 リュックに。 波止場では 音楽や踊りで歓迎してくれています。 ケベックでは、メープルシロップを煮詰めた液を クラッシュアイスの上に流し、少し固まったシロップを 棒で巻き取って、キャンディーのようにして食べさせてくれます。 資料の地図を頼りに フィヨルドに沿った 遊歩道を歩こうと思います。 サイクリングロードもしっかり完備されていて、想像した通りアウトドアスポーツに特化した町のようです。 静かな街に シーズンオフの大型客船。 びっくりでしょうね。 7:45 集合時間まで 寒さに負けず 気合を入れて歩きます。 体は温まってくるのですが、フィヨルド沿いの遊歩道は 風が冷たくて カメラを持つ手が悴みます。 街の人に出会わないので、ちょっと不安になります。 家はあるけど 人は住んでいないのかなあ。そんなことはないよなあ、、。 観光と言っても教会があるくらいで、、、、。 波止場に戻って、出発までに 温かいものをお腹に入れます。 そして パンもリュックに入れておきます。 10:45 波止場からバスに乗って国立公園へ。 11:30 黄葉に包まれたビジターセンターへ到着。 自転車ツアーで一緒だったドイツのご夫婦や ホワイトマウンテンの列車でご一緒だった方がいらっしゃいます。 「Hi !!! How are you?」 現地ガイドの女性は英語を話しますが、どちらかというとフランス語が得意で、時々英語の単語がわからず 一人で悩んでいます。 するとフランス語のわかる参加者が 英語に翻訳します。 すると それをドイツ語にして伝える夫婦、 日本語にして伝える夫婦。 「車道」には フィヨルド(FJORD)の道の標識が、「歩道」には歩行者をデザインした標識が立てられ 完全に分離しています。 さほど急勾配ではない道を歩きます。 ウキウキ、ドキドキ、、、、、。 赤い木の下には 赤い道。 黄葉の下を歩くと 顔や手までが黄色に見えます。 最初から黄色人種でした? 岩肌にも道が整備されていて、ロープや鎖はありません。 途中でガイドさんが、「リス」 「鳥」 「熊」 「トナカイ」 「クジラ」など ここに生息している動物や植物について 紹介してくれます。 木々の間から見えるフィヨルドの美しさ。 吹く風も 温まった体には 気持ちのいいこと。 ハイキングコースは、山頂を目指すものではなく、フィヨルドに沿って山の側面を歩くようです。 すでに13時半を過ぎています。 やはり、お昼ご飯は 自己責任。 それぞれです。 (船のレストランのパンを ビニール袋に入れて 持ってきている人もいます。) 私たちも リュックの中の バナナとパンを 食べます。 日本人(私)の持ってきた 濡れティシュが メンバーの昼ごはんに 重宝します。 バスの集合時間は 14:30 船の出港時間があるので時間厳守ですが、ここからは自由散策です。 紅葉やキツツキの木など 珍しくないはずなのに どれもこれも写したくなります。 青い空と美しい紅葉を カナダで見ることができて 本当によかった。 ラ・ベーに来れたことに 感謝しなくては、、。 持ち帰った紅葉を 帰国後すぐにスキャンしましたが、前回同様、変色していました。 バスの運転手さんが、すぐに本に挟んで水分を取るように、、とアドバイスをしてくれたのですが、、。 ちょっと残念、 イメージだけでも、、。 17:00 船に戻り、シャワーを浴びると 間もなく出港です。 これでニューヨークまで2日間 どこにも寄港しません。 18:00 同じツアーのT様ご夫妻より 夕食のお誘いを受けましたので、 今宵は有料レストラン「ノルマンディー」で夕食をいただきます。 レストランのシェフがご挨拶に。 「ノルマンディーレストラン」は2回制ではなく、自由な時間に予約ができます。 早めの時間帯には、ほとんど人がいません。 外国の方は皆さん夕食が遅めですから、、、。 ワインを頼んだりすることと、料理方法など細かいことを聞かれたときに英語が必要になる程度です。 21:00 歌とトランペットのショー シャーベットのようなカクテルは、美味しいのですが、山盛りなので溶けてくると溢れ出て大騒ぎになりました。 クルージングについて 第9回は 「お支払い」についてまとめます。 船内通貨は USドルです。 船内の支払いは「シー・パス」のよるキャッシュレス・システムですので、お財布を持ち歩く必要はありません。 最後にキャッシュで支払うか、あらかじめ登録していたクレジットカードでの清算となります。 利用明細は、客室のテレビ画面でも確認できますし、下船前夜にはお部屋に明細書が届きます。 今回の抜港により 申し込んでいたエクスカーションがキャンセルになりましたが、即日、この口座に返金されていました。 (日本語ツアーは返金されません。) チップは前述の通り 自動的に計算され、クルーズの日数に応じて引き落とされます。 船内にはATMも設置されていて、クレジットカードで現金を引き出すことも可能です。 ゲストリレーショズ・デスク(受付)では、USドルから現地の通貨(今回はカナダドル)への両替をしてくれます。 明日から、終日航海が2日も 続きます。
by saint-arrow-mam
| 2011-10-07 00:00
| 北米クルーズ
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Comments(6)
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okadatoshi at 2011-10-26 11:50
素晴らしいハイキングコースですね。
最後の寄港地ですか。 紅葉も進んでいますね。 お仲間との交流も進み、会話も十分に通じている様がうらやましいです。 食事も連日楽しませて頂きました。 お金の支払いも知らない事ばかりで、とても参考になりました。 連日のアップ、内容ともにすごいの一言。 shinmamaさんのblogによる表現力のアップには感嘆します。
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okadatoshi様
このまま、船は進み、ニューヨークから日本へ、のはずだったのですが、、、。 今日は、写真のゴールが見えてきたので、 お手紙をくださっている方々に、ここまでのブログをプリントアウトし、写真と一緒に送りました。 皆さん私たちより一回り以上 上の世代の方たちですので、かわいがっていただきました。 okadatoshi様にも 長々としたブログをいつもご覧いただき、感謝いたしております。
時間差と場所の違いこそあれ同じカナダを歩いて居たとはひょっとして何処かで結ばれていた?そんな事ないか、、、
お遊び程度の距離ではなくしっかり歩きましたね。気分が良かった事と思います。 濡れティッシュが外人とのコミニュケーショングッズに成るとは、良いアイデアを頂きました。
よし坊様
いえいえ、お遊び程度のハイキングでした。 ただ、途中で脱落して引き返した人がいたので、普段歩いてないとちょっと無理だったかもしれません。 つれあいもカメラを持って一緒に写してくれたので、何とか写真が選べるほどありますが、そうでなければ私の足では完全において行かれたと思います。 ほんの ちょっとだけですが カナダを自分の足で歩き、 抜港のショックから立ち直れたように思います。 これからも いつチャンスがあってもいいように、靴 と リュックだけは 常にトランクに詰めて行こうと思いました。
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パンジー
at 2011-10-26 22:03
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11~14、一気に拝見いたしました。
アイリッシュウイスキーは、私の締めのアルコール。 美味しいですよね。 アイルランドより、ロンドンのサヴォアがおいしいと、行きつけのバーのマスターが教えて下さいました。 ロンドンで行けなかったのがとっても残念でした。 ところで、突然の変更で、ある意味残念、でもLUCKY? ラ・べーって、何だかフランス料理のお店にありそうなお名前ですね。 素敵な景色に乾杯❢です。 突発事項にも冷静な判断、感服いたします。 前向きプラス思考。 私も見習い転んでもただでは起きない力を、旅にも発揮せねばと痛感いたしました。 はてさて次はいかがなるのでしょうか?
パンジー様
長々と書いていますので、申し訳ありません。 読んでいただきありがとうございました。 ひょんなことでラ・ベーなどというところへ、、 しかし、昨夜テレビのクルーズ番組で オランダのクルーズ船がわざわざ立ち寄っておりましたので、「サグネフィヨルド」ってひょっとしたらよいところなのかも、、と思ってしまいました。 旅は順調にいくとは限りませんが、まだまだこの混乱は後を引きます。
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