北海道でも「旅レコ」をフルに使いました。 (今日は 赤いラインです) バスに乗ったままではわかりにくかった 走行ルートが良くわかります。 網走で、ちょっと海に出ているのは 流氷を見た船の軌跡です。 いよいよ shinpapa 待望、 今回のメインイベントである『流氷』との初対面です。 バスはさらに北上します。 雪道は アイスバーン状態。 にもかかわらず バスはチェーンもつけずに 時速50km程度で走ります。 登り道になると、後輪が左右に滑り バスがお尻を振って走っています。 ひゃーーー!! 神様ぁ!! チキンな私は、シートベルトをしっかり締めて、恐ろしさに うたた寝もできません。(笑) バスの中が暖かいので 水蒸気が窓につき、すると みるみる『凍結』します。 「お手持ちのカードで カリカリと削ってください」 とガイドさん。 しかし、削っても削っても 数分で同じ状態に。 もちろん 窓自体も凍りついているので 開けることは できません。 さすがに 北海道。 寒さが半端じゃありません。 カリカリ、、、カリカリ、、、 摩周湖の近くに 北海道の形をした湖があります。 カリカリ、、、カリカリ、、、 雪で まっ白なので「湖」だと言われなければ「雪原」にしか見えません。 「ペンケトウ」という名前の湖です。 「5年に一度だけ凍る」 と言われている『摩周湖』へ。 <<< ラッキー その1 >>> 凍りついた摩周湖の全景を 見ることができました。(パノラマ加工で) 霧の摩周湖は 天候が安定しない場所にあり、特に凍りつくような時期には 空が荒れるそうです。 ガイドさんも 「すごい。すごい。」と マイカメラで写しています。(笑) 展望台の手すりは 霜柱?氷雪?で キラキラと光り、樹氷も、、、。 ダイヤモンドダストが朝日に輝きながら舞う、、 北国ならではの光景に 感激です。 カリカリ、、、カリカリ、、、 目の前に広がっている この白一面の北海道の大地は、牧草地帯だそうです。、 あまりに 色がないモノクロの世界なので、想像するのが難しいです。 雪深い峠を越えると 海岸が見えてきました。 <<< ラッキー その2 >>> 網走に 流氷が接岸してくれました。 昨日が「流氷初日」だと ホテルのテレビニュースで知り shinpapaとハイタッチしたのです。 オホーツク海と言えば北の果てのようですが、 網走はモナコやコートダジュールと同じ北緯44度。 北海道の海域は北半球ではもっとも低緯度で流氷が見られる場所になります。 流氷がないとき 観光船は 単に湾内の遊覧運航をするだけで、 流氷が接岸して初めて 沖合まで足を伸ばしてくれるのです。 さあ 網走流氷観光砕氷船「おーろら」に乗船して、流氷2日目のオホーツク海へ。 約60分のクルーズで、流氷の厚みが だんだん増して 船のスピードが遅くなる様子を動画にしました。 流氷の上に船体をのせ、割りながら進んでいく構造なので、時々 ガクンと大きく揺れ、その迫力が たまりません。 shinpapa も shinmama も 客室には入らず 酷寒を承知で ずっと 室外で撮影し続けました。 熊の手のような私のオリジナルグローブから のぞいている3本の指の先が まず、真っ赤になり、痛くなり、ついに感覚がなくなってしまいました。 shinpapaは といえば 涙目で「真っ赤なお鼻のトナカイさん」状態です。(笑) よしよし 寒かった、寒かった。 良く頑張ったね。 バスに戻り 再び雪道を走り 一路「層雲峡」へ。 北海道は 夜明けが早いが、日没も早い ということを感覚的に理解します。 網走湖も 真っ白。 層雲峡に近づくにつれて 積雪量も半端ではなくなります。 カリカリ、、、カリカリ、、、 層雲峡では 石狩川の水をかけて氷瀑を作った 「氷瀑まつり」の真っ最中。 荷物を部屋に置くと すぐに 簡易アイゼンをつけて 出かけました。 モノクロの世界に カラフルにライトアップされた会場は とても華やかです。 夜になり気温が下がっているにもかかわらず、風がないので さほど寒さを感じません。 今宵のお宿は 「層雲峡観光ホテル」です。 氷瀑まつりの会場までは 近いのですが、眺め、食事、お風呂、どれも今一つでした。 明日は 冬の「旭山動物園」へ。 カリカリ、、、カリカリ、、、
by saint-arrow-mam
| 2012-02-19 00:00
| 北海道地方
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Comments(10)
ライラックやシバザクラの満開の時期に訪れたのと同じ行程、全然雰囲気が違います。
>バスはチェーンもつけずに 時速50km程度で走ります。 山陰の冬も同じ、かといって私もマイカー (冬タイヤですが) で良くやる (笑) 早朝にこれだけの量のブログアップされるとは、よっぽどタネが多いとみました。 朝のアップは気分がよろしい。経験上 一日中ゆっくりした生活ができます。 未体験の北海道の風情を拝見できました。
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Hiro様
「銀世界」とはよく言ったもので、本当にモノトーンの世界でした。 春夏秋冬の変化は 広島より 雪国の方が大きく、春を待ち焦がれる思いも 北海道に住む人たちの方がずっと強いのだろうと感じました。 Hiro様もチェーンなしですか? さすがですね。 雪道は 慣れた人でないと運転は無理だと これも実感です。
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okadatoshi at 2012-02-24 09:27
はい、どうしても連日の旅レコも使い方が気になります。
日付で色を変えて見事です。 旅レコには、デジカメの時間を合わせれば、各撮影ポイントを表示する機能も使えますね。 大量の画像を撮影した時にdこで撮ったか見たい時に、移動データを呼び出し画像ファイルのフォルダーを選べばいつでもチェックができますね。 オリジナル撮影用手袋にも感心をしました。 夕方、孫がくるので、今日は午前中にジムへ行ってきます。
okadatoshi様
バスの車窓から次々移すと、目的があって写したつもりが、帰ってくると さっぱり。 旅レコで 再確認できるので便利に使っています。 欲を言えば その場で 保存の残量が確認でき、SDカードなどを入れ替えができれば、長期の旅行の時も安心ですね。 週末は 寒くなりそうです。 トレーニングで汗をかかれた後、気をつけてくださいね。
最高のチャンスに恵まれましたね。最悪の場合は、バスの中で救援を待つということもあります。凍結した摩周湖、テレビドラマの南極物語のような流氷、氷檗祭等。北海道の車はよほどの時でなければ、チェーンは装着しません。スノータイヤの性能がよくなり、後期高齢者の私でもチェーンをつけておりません。雪道で気温が低ければ滑りません。一番危険なのは気温が0度前後で水分が多い時と、それが凍りついた時です。冬北海道の日本海側は暴風雪、道東側は晴天で気温が低いです。長くなりごめんなさい。
貘 潤 様
やはりチェーンなしですか? すごいですね。 歩くだけでも大変そうな道ですのに、、、。 バスの運転手さんも、日が沈まないうちに移動したいと何度もおっしゃっていました。 どうなれば 危険になるか 雪国の方はよく御存じなのですね。 行ってよかった。 広島では絶対に見ることができない光景、体験できない気温でした。 今日は ウォーキングをしていても 手袋もマフラーも必要なし、なまぬるく感じてしまいました。 人間もなまぬるくなりそうです。シャキッとしないと いけませんね。
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うつきよう
at 2012-02-24 23:05
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流氷接岸初日のニュースをTVで見たとき、
接岸してなかったの!? と驚きました。 shinmama様がいらっしゃるころのはず・・・と思っていましたが、間に合ってよかったですね。 そう、まーーっすぐなんですよね、北海道の道。 以前、「北海道の高速はクマしか通っていない」とか言って物議を醸したた議員さんがいましたが・・・ 一般道でも80キロくらい平気で出してますものね。 北海道は広いです。
うつきよう様
流氷が知床まで辿り着いたといっても 網走まで届いていないと知ったのが出発直前。 こればかりはどうにもなりませんと 初日のバスガイドさんもあきらめムードだっただけに うれしかったです。 摩周湖の完全氷結も見られたし、想定以上でした。 広島ではもう使うことがないので、 今日、手袋も帽子も耳あても片づけてました。 来年も どこでもいいから雪国にいくぞーーーーと思いながら、、。
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パンジー
at 2012-02-25 14:22
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寒そう、冷たそう、やはり想像を絶する【凍える】ですね。
動画ブログアップも旅レコもいまだ未知の世界。 憧れの目で拝見させていただきました。 やっぱり一度見てみたいものです。 まだ続きありますよね、楽しみにしております。
パンジー様
動画を作ることを覚えると とても楽しいです。 旅レコも写真の整理などに便利ですよ。 寒かったのですが、ほとんど雪が降らない、しかも風の吹かない北海道でしたので、最高でした。 なんとなく順調な旅が続いているので、そろそろドカンと何かありそうで 怖いです、、。(笑) コメントありがとうございました。 まだまだありますので、よろしければ のぞいてくださいね。
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