アルプスの古都 ゼーフェルト

 インスブルックを起点として 近郊の街の観光に出かける人も多くいます。
 添乗員さんが同行してくれたり、手配をしてくれたりするようです。
 
 なにも調べて来なくても、英語が話せなくても ホテルに缶詰めにならないように 旅行社が考えています。(笑)

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 インスブルックの北西、ドイツとの国境近くに 「オーストリアの軽井沢」と呼ばれている ゼーフェルトという町があります。

 今日は 人口3100人のこの町で、年に一度の「花祭り」が行われます。
 
 また この町から登ることができるのが 標高2220mの ゼーフェルター・シュピッツェ。
 山頂から360度の眺望を楽しむことが 本日のshinmama ミッションです。

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< インスブルックから ゼーフェルトへ >

 インスブルック中央駅から ミュンヘン行のREXにのってゼーフェルトまでは 約35分。
 列車は ほぼ1時間毎に運行されています。

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 車窓からは のどかな田園風景が見えますが、気になるのは やはりお天気です。
 せっかく登っても 何も見えない、、というのは避けたいですが、雲が多いようです。

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< ロスヒュッテンバーン >

 ケーブルカーで 標高1760mの中間駅、ロスヒュッテまであがります。
 さらに ゴンドラで 標高2064mのゼーフェルダー・ヨッホへ。


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 ロスヒュッテを中心にして様々なトレッキングコースが整備されています。
 ロスヒュッテは大型スーパーくらいの広い敷地があり、食事も平地のレストランと変わりません。

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 ゴンドラの終点からの眺めでも十分満足できるので、年配の観光客も大勢います。
 (右は 絵葉書を撮影)

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 さらに 少し歩いて ゼーフェルダー・ヨッホへ向かいます。
 ゼーフェルダーヨッホは 標高2064mです。

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 昨夜この山には 雹(ひょう)が降ったそうです。

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 ここで道に迷うことはないと思うのですが、標識がありました。
 
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 < ずっと 馬の背を歩いて ゼーフェルダー・シュピッツへ>

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 標高2220mの山頂で 360度のパノラマを満喫します。
 あまりの感動に 声が出ません。
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 雲一つなく、ドイツの山まで見えます。
 ガイドさんも 流暢な英語を話して 先導してくれます。

 三角点の代わりに山頂には 十字架があるものなのでしょうか?

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 ロスヒュッテでお昼ご飯を食べて ゼーフェルトの街へ。

 小さな山村の1年に1度のお祭りは、見学するだけで 6ユーロ必要です。
 日本の祭りの感覚とは少し異なるようです。

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 フラワーフェスティバル を毎年開催している広島県人からすれば、ちょっと寂しい感じです。

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by saint-arrow-mam | 2012-08-09 05:35 |   インスブルック | Comments(2)
Commented by okadatoshi at 2012-08-09 07:00
オリンピックと高校野球でTVの電力消費量をアップしている日々に比べなんと健康的なこと。
この旅レコのルートを快晴の中、ハイクをされる日々、語学力、体力、好奇心の3拍子がそろわなければできません。

海外では、1カ月単位のバカンスが普通なのに、日本の夏休みはお盆前後に集中して、それも帰省を兼ねたチマチマ旅行なんですね。
ゆとりある生き方のスケールの違いを感じます。
旅レコルートも日本語対応の地図で見やすいです。
パソコンとWeb環境があってできることですね。帰国後の怒涛のアップはとてもできない、毎日の充実した行動が拝見できます。
お子さんやご家族の方も、blogアップに安心をされるでしょう。
でもこの日々でもう10日経過。
これからは、ゴルフ場や近隣国のショート観光と続くのでしょうね。

国内はやっと、朝方は涼しく窓を閉めるようになりました。
蝉の声で朝起こされますが。
Commented by shinmama at 2012-08-09 12:11 x
臨時託児所に、山歩き、お仕事やその準備、ボランティアなどとても充実した毎日をお過ごしのokadatoshi様が、
1ヵ月も空白の時を得られたとしたら、きっとすぐに予定表を埋めようとなさるでしょう。
私も同様なのですが、これは正確もあるのでしょうね。

ちなみにshinpapaが壁に貼っている計画表は空欄だらけです。(笑)

昨年からこの旅行社で 企画されたのですが、この年の参加者の多くが昨年のリピーターというのが驚きです。

私も経済的に可能であれば、毎年、夏の1ヵ月をこの地で過ごしたいですが、
これだけは100%無理だと断言できます。(笑)

パソコンと旅レコは やはり持ってきてよかったと思います。
オリンピックの結果を知るだけでも価値がありそうですから、、、。(笑)


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