アフリカで一番楽しみにしている サファリ第2弾です。 ダーバンで経験した以上の感激があればいいのですが、、。 お天気は上々。 放水の歓迎を受けて ポートエリザベスに入港します。 この街も生活の安定しない黒人の犯罪が多く、治安は悪いようです。 先日も 船のクルーが 首を絞められ所持金を奪われ、 お店屋さんでお釣りはもらえない、商品を渡してもらえないなどの被害があったようです。 「KARIEGA GAME RESERVE」は 港からバスで 約2時間もかかる場所にありますが 近隣の4つのサファリの中では 一番規模が大きいので ここに決めました。 さすがにサファリのエクスカーションは大人気で 2か月前にSOLD OUTしたそうです。 街のど真ん中の幹線道路の交差点です。 信号で止まると おおきな男の人が道路に現れて 車の前に立ちはだかり、物乞いをします。 少しでも窓を開けていると そこから手を入れて中のものを奪うそうです。 窓越しに 金目なものが見えると ガラスを割って物を奪うこともあるようです。 荷物はトランクに入れるように という指示が書いてあったのですが、、、そういうことか。 タクシーは安心かといえば この物乞いとグルになっていて窓を開けることもあるそうです。 自分の身は自分で守ること、、とガイドさん、、、ハイハイ。 街を抜け 山へ入っていくと 見えるのは 広い牧草地とさとうきび畑だけです。 コンテナのようなものが雑然と並んでいるように見えるのが 民家です。 でも 富裕層の家は 日本の邸宅より上等で なんと別荘地帯まであります。 でも団地の入口には警備員が立ち、高い塀で囲まれて 窓にはしっかりと面格子がしてあります。 << KARIEGA GAME RESERVE >> 4WDに乗り換え、サファリの中を走るのですが、屋根も柵もないオープンな車です。 草食動物のエリアを走ります。 女性のガイドさんですが、まあ運転の荒いこと。(笑) はっきりとした発音で 非常にわかりやすい英語ですので 助かります。 彼女が一番 動物たちの習性をよく把握しているガイドのようで、他の車がついてきます。 鳥の名前も聞いたのですが、メモメモをなくしてしまいました。 非常に写しやすい場所に車を移動させてくれるので 美しい鳥の姿もカメラに残すことができます。 キリンは 7頭の集団でした。 シマウマは 数十頭が群れになっています。 肉食獣のエリアに入ります。 だからと言って 車に何か防護柵を付けるわけではありません。 ただ、車のスピードは 非常に早くなり、ジェットコースター状態になります。 のんびり走ること自体が 危険なんだろうなあと なんとなくわかります。 肉食獣のエリアにも 草食動物がいます。 これは 肉食獣が狩りをして餌にするための 動物たちですが、 テリトリーが広いので 顔を合わせることは難しく、肉食獣もたやすく獲物にありつけないようです。 決して 人間が容易に餌を与えない、、これがサファリの鉄則だそうです。 なんといっても ライオンに会えれば 文句はないのですが、 数が少ないうえに 暑い昼間は木陰で休んでいることが多いので 見つけるのは難しいだろうという話でした。 ところが彼女が1頭を 見つけてくれたので 車でゆっくり後をつけていきます。 そんなに近くに寄らなくていいよ、、、と思うほど わずか10m位に近づきます。 鼻息まで感じることができそうな距離で 迫力がありますが いざとなったらどうしようと不安です。 しかも ライオンが 次々に集まり始め 3頭になったので じりじりと木陰に車を動かすガイドさん。 決して 立ち上がるなと言われたのですが、心配ご無用。 体が恐怖で固まってしまいました。(笑) 人間からオスのライオンの姿を見ることはできませんでしたが、 オスのライオンからは こちらが見えているはずだ ということでした。 興奮がさめないまま 車を走らせると サイの親子に出会いました。 3台の車が 取り囲むようにして 静かに撮影タイムです。 こんなに無邪気なサイが「牙」を得るために乱獲されて その数が激減しているという話を聞き 人間の傲慢さと愚かさを恥じる思いです。 このサファリにも 密猟者が入って サイを殺すことがあるそうです。 それを防ぐために サイの牙は係りの人の手で 切り取ってあります。 最後に 大きな象のお尻を見つけた ガイドさんが フルスピードで車を走らせます。 きっと水飲み場に来るはず、、、と言いながら、猛スピードで先回りすることになりました。 待つこと数分で 巨体を揺らしながら 象が茂みをかき分けてやってきます。 準備する時間があったので 動画で水浴びの様子をとらえます。 自然の中でのびのび水浴びするゾウの姿に 感動しました。 ゾウの数も年々 減っているそうです。 動物たちと共存することを「人間」が考えなければ 動物たちにはどうすることもできないのに、、、、。 アフリカの紙幣は おもちゃ銀行のようなデザインです。 「これで アフリカに来た目的は達成した」とShinpapa. よかった よかった。
by saint-arrow-mam
| 2013-04-09 00:00
| 世界一周クルーズ
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