サン・プリンセス号は 午前中に入港しますが 乗船受付時刻は午後1時です。
アドレナリンが大量に放出されているようで良く歩き、良く食べているShingranmaですが、 ちょっとオーバーワーク気味ではないかと 心配です。 船に乗る前に 疲れて寝込んではいけないので 今日の移動は タクシーを利用します。 Shinpapaと一緒のときには タクシーを利用することがないので すごく贅沢な感じがします。(笑) ホテルの朝食は バイキング。 杖をついて歩くShingranmaには バイキングの料理を取るのは 一人では難しいのです。 バイキング料理には 高齢者用に小さな手押しのワゴンがあれば楽なのになあ、、、といつも思います。 荷物をホテルに預け タクシーで向かった先は 「横浜ランドマークタワー」です。 横浜港を一望できる最上階の展望台から サン・プリンセス号を Shingranma に見せようという計画です。 横浜ベイブリッジを背景にしている サン・プリンセス号は まるで大きなビルのようです。 その迫力は 実際に船に乗るより 周りの建物と比較することで実感できる と考え、 ここに連れて来た 添乗員 Shinmamaです。 予想が 的中。 父が乗船したので 大きな船がどのようなものか熟知しているShingranmaが、「大きい船に乗るんじゃねえ」と驚いています。 山に登ると 登った山が見えないのと同じで 船も乗ってしまうと全体が見えず、遠くから雄姿を見る方が感激します。 ホテルに戻り、軽く昼食を済ませ 改めてタクシーで大桟橋へ向かいます。 今までの経験から 乗船手続きは 混雑必至と覚悟をしていたのですが、非常にスムーズに行われました。 ひょっとすると 乗船ゲストが少ないのでは??? バルコニーのついたお部屋は 隣り合わせにしていただきましたので、バルコニーから身を乗り出せば 顔を見て話をすることも可能です。 私たちのベッドは ツインに Shingranmaは ダブルの設定に。 お部屋の担当の「アラン」は フィリピン人。 早速「マガンダン タンハリ(こんにちは)」というと びっくりした顔をしていました。 Queen Mary 2 乗船時に習ったフィリピン語が のっけから大活躍です。 船の中で フィリピン語で 朝昼晩の挨拶をしたり お礼を言ったりすることが、 想像以上にクルーたちに印象的だったようで すぐに顔を覚えてもらえました。 お陰で どこで出会っても 気軽に声をかけてもらうようになり Shingranmaがびっくりしていました。 また 英語を話せない日本人、日本語を話せない外国人のために 通訳をさせられることも しばしばありましたが これは非常に勉強になり ありがたいことでした。(笑) 船内見学や 鏡割りなのどイベントに スケジュール表を見ながら 参加します。 この生活スタイルは、私たちにはすっかり慣れたものですが、 Shingranmaは 迷路のような船内を きょろきょろしながら歩いています。(笑) 夕刻 船は 高知に向けて出港しました。 今回、ベイブリッジの下を通るときを 密かに楽しみにしていましたので、カメラをスタンバイ。 動画で。 パイロットが 下船し港に戻って行きます。 このような航海のノウハウや船の構造に関する説明は Shingranmaの方が良く知っているくらいなので 説明は不要です。(笑) 食事は ファースト・シッティングを希望したので 少し早目の17:30スタートです。 軽めに注文する私とは対照的に Shingranmaは ものすごい量を頼みます。 テーブル担当は二人います。 一人は フィリピン人のリノさんで、日本語を上手に話します。 もう一人のカールさんもフィリピン人ですが、日本語を話すことができませんので、アシスタントです。 カールさんは 非常に簡単な英語で日本人乗客に話しかけているのですが、 日本人乗客が理解できず 返事をしないので 落ち込んでいます。 その反動で 私のテーブルでは英語が通じるとわかると 冗談を言ったりしながら 非常に良いサービスをしてくれました。 彼らを始め スタッフは 私がフィリピン語で挨拶やお礼を言うたびに 「オオ!!」と大袈裟に喜んでくれます。(笑) チーフは イタリア人ですが、もちろん流暢な英語を話します。 私が「ヴォーノ(美味しい)」と言うと 彼の緊張した顔が緩みました。 彼もその日以来 毎日テーブルに来てくれては 面白い話をしてくれるので 毎晩の食卓が盛り上がりました。 食後のステージは 素晴らしい踊りと歌で、さすがにアメリカはショーのレベルが高い。 イギリス船のQM2より 優れていると思いました。(笑) 私は 明日からスポーツジムに通うべく 早速ジムに行き予定表をゲットしました。 これだけは 必ず守らないと 下船するときに恐ろしい結果になります。
by saint-arrow-mam
| 2013-06-06 00:00
| 日韓クルーズ北廻り
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Comments(6)
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パンジー
at 2013-06-15 08:20
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なんとまぁ~、フットワークの軽い行動力あふれる、
そしてお母様想い… 素敵なクルーズだった事でしょうね。 先日1週間ほど飛鳥クルーズに参加した方のお話を伺いました。 なんだか『クルーズ』がわたしの周りを回り始めてます(笑) ふむふむ…と本では得難い情報に感嘆しきりです。
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よし坊
at 2013-06-15 08:23
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お帰りなさい。
先ずはお天気が良いすべり出しでしたね。 そして横浜の市内観光が昔の思い出を蘇らせる良い親孝行だと思います。 外国の船は日本食が無くて嫌がる人が居ますがその点お母様はどうだったのか?知りたい所です。
パンジー様
降って湧いたような話、、まさにそんな感じです。 母の体調を考えると 先々に計画をするよりも 今の調子を見て 即座に決断して正解だった気がします。 広島で下船できる、、と言うことも母にとっては非常に安心感につながっていたようです。 今回は母のことを考えて 僅か10日の船旅で、しかも国内中心の航海。 いつも海外旅行をなさっている パンジー様には おススメしません。 クルーズをされるのであれば 海外で外国船 そしてロングクルーズが一番です。
よし坊様
日本人(高齢者)がターゲットなので 和食は かなり準備されています。 「和定食」もあり、ご飯かお粥を選んで 多くの方が食べていらっしゃいました。 すし専門店もあり(有料) 巻きずし、稲荷ずし、ラーメン、そうめん、稲庭うどん、ざるそばは 常時食べることができるように バイキングレストランに準備されています。 メニューも日本語と英語と両方用意され、テーブルにはお箸が置いてあります。 ただ、高齢者の男性のなかには わがままな方が多く、 魚や肉の焼き方や 量、味付け 料理のセレクトなどを細かに注文されると ウエイターは英語での対応をせざるを得なくなります。 すると 途端に通じなくなって 寡黙になる日本人なのです。(笑) この辺りが日本船ではなく 外国船なのだと思いました。 船内も日本語表記がされていて 海外でのクルーズ船に比べ、私にはまるで日本船のように思えました。 母はずっと日本語で通しましたが 私は英語で通しました。(笑)
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okadatoshi at 2013-06-15 09:59
okadatoshi様
母は英語を話せずに困っている人を見かけると 「ほらほら、あそこへ行って」「あの人 困ってるよ」と 私を派遣します。(笑) 料理の注文も 日本のレストラン以上に 実に細やかに日本語で行います。(笑) 「アイスクリームはシャーベットに変更して 一個でいい。 果物は できればメロンを付けて、小さなクッキーも欲しい。 でもチョコレート入りのクッキーは嫌い。」と 完全に メニューを無視です。 それらを 英語で注文し終わると、私は自分が何を頼もうとしたのかすっかり忘れてしまい 私の料理は適当に頼むことになります。(笑) こんなわがままなお客さんでは 添乗員はお手上げです。(笑)
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