台風11号が 四国と関西地方に上陸をするという 日曜日に
かねてから予約をしていたので 日帰りツアーに出かけることになりました。 実は 台風の影響で、きっとツアーが中止になるだろう と思っていたのですが 前夜、添乗員さんから「予定通り催行します」との電話があり びっくり。 あわてて、山用のカッパを用意して、、、、。 このツアーは 豊洲の駅に前で ピックアップしてくれるというので とても楽チンです。 目的地は 世界遺産の 「富士山の五合目」 夏でも 3℃という 「富岳風穴」 自殺の名所である 「青木ヶ原樹海」 どこも Shinpapaの行ってみたかった場所なのです。 バスに乗ったとたんに 激しい雨が降り 富士山の入口である ビジネスセンターに着いたものの スバルラインは全線通行止めで 5合目まで上がることができませんでした。 そこで 添乗員さんが機転を利かせて 「浅間神社」へ案内してくださいました。 8月だというのに アジサイが咲いています。 この日も 長袖を着て ちょうどいい気温でした。 日本で最も大きいという 鳥居をくぐり 本殿へ ベテラン添乗員さんのお陰で 富士山の代わりに 思わぬ場所に連れてきていただき 感謝です。 でも 富士山の5合目で食べる予定だった ハイキング弁当を バスの中でいただいたのは ちょっと寂しい。 << 富岳風穴 >> 流れでた溶岩流の上部が先に固まり、下部の溶岩がそのまま流れ続け、 その間にできた隙間が固まった空洞が 富岳風穴です。 真夏でも 気温3℃という 肌寒い風穴から 外に出ると カメラが曇ってしまいました。 残念ながら 風穴の中では 旅レコのGPSが 全く機能しませんでした。 << 青木ヶ原樹海 >> 自殺する人が多く、一歩踏み入れたら二度と出ることはできないと言われる 「青木ヶ原」ですが 実は 富士山の溶岩流上に形成された樹林として特異な様相を呈しており、 多様な動植物と出会うことができる 世界に誇れる自然環境となっています。 足元には 溶岩が固まった小石が ゴロゴロとしており とても歩きにくい道です。 道に迷わないように 立派な標識がありますが 気のせいか 霊に引き込まれそうになる恐ろしい雰囲気がする散策ルートです。 溶岩の上に根を張ることができないので、 ある一定の大きさになると 根元から倒れてしまう木々の姿も 異様なムードを醸し出しています。 昼なお暗い道の両脇の樹木が 台風の強風にゆれ 悲しい音がしています。 独りでは とても恐ろしくて歩けそうもないルートです。 方位磁石がくるってしまう、GPSが誤作動する、、と 言われている魔性の青木ヶ原樹海ですが、 旅レコの GPSは大丈夫でした。 黄色い部分が 今日の散策ルートです。
by saint-arrow-mam
| 2014-08-10 20:36
| 関東地方
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Comments(6)
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okadatoshi at 2014-08-10 22:31
ともかくバスを出して払い戻しをしないで済むようにという
営業の考えもあるような。 登山の場合は雨合羽持参で結構決行はしますが、一般観光で雨だと かなり気持ちはへこみますね。 当方も、今日は台風に翻弄された一日でした。
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うつきよう
at 2014-08-10 23:51
x
下界が雨でも、
とりあえず5合目まで行ってみると、雲の上に出ることもよくある富士山ですが、 さすがに、台風の雨と風では、きつかったですね。 そのかわり、青木ヶ原樹海では、 風や雨が演出効果となって、よりいっそう怖い雰囲気を醸し出していたことでしょうね。 イメージがつきすぎてしまって、樹海にはちょっと気の毒な気もしますけど・・・
okadatoshi様
>ともかくバスを出して 払い戻しをしないで済むように はい、私も そう思います。 安いツアーではありますが 33名ですので 払い戻したくなかったのでしょうね。 自分からキャンセルすれば40%の違約金を払う必要があるので 意地になって参加してしまいました。(笑) 山用の山がっぱの上下を着ていたのは 添乗員さんと私たちだけ。 後は レインコートを着ている人が数名で、それ以外の方は傘だけ。 信じられなかったのは 傘を持っていない人が数名いたことです。 この天候で、傘を持ってこないとは、、アンビリーバルでした。
うつきよう様
富士山のビジターセンターの中は 隣国の人でいっぱいでした。 観光バスが次々にやってきて スバルラインがオープンされるのを 待っているようでした。 午前中のこの時間。雨は降っていたものの それほど風が強いとは感じなかったのですが、 早々とスバルラインを閉鎖し、事故を防いだのでしょうね。 どうせ上がっても何も見えないと思っていたので あきらめて浅間神社に連れて行ってもらえたことは良かったと思いました。 はい、小雨の青木ヶ原樹海は幻想的なムードで 日曜日というのに私たち以外 人影がなく (添乗員さん曰く 平素の日曜日だったら すごい人の列だそうです)、 強風に 頭上の葉の上の雨の雫が ばさーーーっと落ちてくるたびにキャーーーと悲鳴が上がり、効果抜群でした。(笑) ひんやりと涼しくて 恐ろしいイメージがなければ 本当に 良い散策コースですね。 1本道なのに 真剣な顔をして出口で 点呼をとっていた添乗員さんに ちょっと笑えました。
こんにちは。日曜日に富士山麓に行ったんですね、台風近畿エリアを通過して日本海に抜けていきましたね。山麓といえ、標高千メートル近くの所でしょう、写真を見ていると気の毒でしたね。風穴は年中気温が
一定でしょう、夏はひんやりしますね。こんな日も経験としてプラス志向 で引き出しに入れておいてください。私は富士山は眺める山で、登らない山です、信条として。しかし5合目までは行ったことあります、風穴も その時体験しました。樹海も鬱蒼として一人では歩けません。 家内の知り合いで、この樹海で自分で命を絶った女性がおりました。 富士樹海は人間模様も作ってくれる場所ですね。人生いろいろ、です。 雨の富士ツアー、ご苦労さんでした、ゆっくりおやすみください。
grandpa様
普段の行いが悪いので この日だけはなんとか、、という日に限って 雨が降ることが多い私です。 ただ 不思議なことに 青木ヶ原の樹海を歩いているときには 雨が降らず カッパの上下を着ていたのですが 暑くて上を脱いだくらいです。 もしお天気が良かったら 暑くてまいったかもしれません。 高速道路も渋滞することなく 予定より早く家に戻ることができましたし、 台風のお陰で 良かったこともたくさんあるので ヨシとします。 帰ってみると東京湾大花火大会が中止になっていて あろうことか豊洲が閑散としていました。
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