雪道を歩いて 善光寺のすぐ隣にある
「長野県信濃美術館」に併設されている「東山魁夷館」に。
東山の墓所をデザインした谷口吉生による建築なので それも楽しみにしていました。
本制作33点の他、スケッチや準備作、試作なども含めた960余点の所蔵作品があるので、
東山の制作の全体像を俯瞰することができる美術館だと言われています。
学生時代から この地で取材した作品を描き続けた東山魁夷ですが、
一度は記したサインと落雁を塗りつぶし、死の間際まで手を入れ続けたという 絶筆「夕星」が見たかったのですが 叶いませんでした。
館内の喫茶室で お抹茶をいただき ブレイクタイム。
「水野美術館」へバスで移動します。
手入れの行き届いた 本格日本庭園も楽しむことができます。
実業家 水野正幸が長年かけて蒐集したコレクションをもとに 2002年に開館した日本が専門の美術館で
サイトで調べると 飯田市出身の菱田春草、松本市出身の西郷弧月のコレクション展が開催中でした。
バスで 長野駅に戻り、日没後 再度善光寺へ向かいます。