Shingranmaから 納戸・冷蔵庫・キッチン戸棚の片づけを頼まれて 毎日せっせとしています。
自分ではもったいなくて始末しにくいものも 娘といえど他人ですから 遠慮なく処分できます。
でも 片づけているうちに 思わぬ品に出会い 時間をとられることがあります。
今日は 文具の入っている引き出しの中から 私が大学時代に使っていた 「解剖器具セット」が出てきました。
もう 40年も前の化石のような代物です。
腎臓、心臓、肝臓などそれぞれの臓器の細胞を染色し
その組織の
凍結切片や
パラフィン切片を作り
永久プレパラートにして観察する という「基礎解剖学」の授業で 主に使っていました。
顕微鏡にカメラを付けての撮影を 一日中繰り返すと
家に帰って 目を閉じても その画像が残像現象のように消えず
気分が悪くなったことを思い出しました。(笑)
また 「解剖学」の授業では 髪や体にホルマリンの匂いが染みついてしまうので、
帰りの電車の中で 周囲の人に嫌な顔をされて 敬遠されたことも、、、、。
懐かしいなあ、、、、、。
錆びていませんし、手作りのキャップも ちゃんと残っていますが、
解剖に使うことは もうありませんので 画像で残して 煮沸消毒を行い、薬箱へ。