大学で音響工学を専攻し 東芝に勤務していたO君と
昨年秋の同窓会で 偶然に 席が隣になりました。
私が 現在 東京に住んでいて コンサートに行きたいと思っていることなど話したところ
彼が所属している 「東芝フィルハーモニー管弦楽団」の定期演奏会に招待してくれました。
ミューザ川崎シンフォニーホールは 建築的にも素晴らしいホールなので 一見の価値はあるよ、、と彼に言われていたのですが、
たしかに らせん階段の様な 面白い構造のコンサートホールでした。
例によってShinpapaが寝ることが分かっているので 2階席の後ろの方に座ったのですが 360度ぐるっと囲い込むような座席配置の中で 指揮者の顔が見える位置を選択したので とても面白く鑑賞できました。
指揮者の
岸本 祐有乃さんは 女性ながらに 東京大学の大学院で免疫学を専攻していたのを
東京芸術大学の指揮科に入学しなおしたというユニークな経歴の持ち主で
とても興味を持っていました。
失礼ながら本音を言えば 東芝フィルハーモニー管弦楽団の演奏よりも 岸本さんの指揮が見たかったのです。
まずは日本橋の高島屋の中にある
「天ぷらの天一」で 腹ごしらえ。
在職中 広島の天一で よくお昼ご飯を食べていましたので 懐かしい!!
カウンターに座って 揚げたての天ぷらを、、、。
川崎までは東京から15分。 案外近いです。
コンサート会場のミューザ川崎は 駅に直結しています。
こまめな彼が 会場までの詳しいルートをメールしてくれたので 迷わずに行くことができました。
コンサートの前に 関係者入口からスタッフ控室へ。
恐る恐る中に入ると 彼が待っていてくれました。
しばし話をして Shinpapaが待つ会場へ戻ると すでに寝ていました。(笑)
すでに一線を退いた彼は コンサートの録音をして CDとして販売する仕事をしています。
ふむ、このマイクの先に彼がいるのだな?
演奏されたのは プログラムの3曲に加えて
アンコールで 2曲
シューベルト作曲の「ロザンムンデ」 と「ベルリオーズ作曲の「ラコッツィ行進曲」でした。
岸本 祐有乃さんは 想像通り 素晴らしい指揮者で すっかりファンになってしまいました。
明日はNHK交響楽団の定期演奏会に行きます。