朝起きて、障子を開けると この景色。
昨日は一日中 雨でしたが、今日は回復傾向、、とはいえ、残念なことに日の出はNG。 朝食を食べて 散策に出かけましたが ちょっと肌寒い。 女将の話によると 海水浴客でにぎわう砂浜が 沖に砂をさらわれて 年々その面積が少なくなっているそうです。 景観上 ない方がよいと思うテトラポットですが その存在が荒波から貴重な砂浜を守っているのですね。 大山を望むアングルで ここは 日本のトライアスロン発祥の地だそうです。 < mission 4. 由志園の池泉牡丹を見る > べた踏み坂を上って下って 大根島へ。 由志園は 温室を利用して 1年中 牡丹の花を咲かせて見せてくれる場所ですが 今は野外の牡丹の花も見ごろを迎え「牡丹園遊会」を開催しています。 特に 1年のうち 4月20日から5月6日の期間限定で 「三万輪の牡丹」という触れ込みで 一万坪の園内のいたるところに 牡丹の花が敷き詰められています。 中でも 池泉に浮かぶ牡丹の花は 見事。 このピンクの絨毯を Shingranmaに見せたいと思ったのが 今回の旅の発端です。 余談ながら 園内の売店の壁画を描いた木村英輝氏は 広島カープの本拠地である広島球場に 鯉の塀画を描いた人なので ここに来るたびに 楽しみにしています。 < mission 5. 島根県立美術館で 企画展を見る > 日本を代表する建築家の一人である故・菊竹清訓氏の設計した 島根県立美術館。 宍道湖を生かした ガラス面の配置と角度に感動します。 建物を見に行きたいと思って調べたところ ちょうど面白い企画展が開催中だったので 立ち寄ることにしました。 私が好きなクールベの代表作もありましたが どの作品も その画家の特徴が 子供でもよくわかる企画展だったので 車いすに乗ったShingranmaも楽しかったようです。 また常設展では 若冲、関雪、清輝、和作の作品を見ることができました。 昼食を 美術館のレストランで 宍道湖を見ながら、、、。 < mission 6. 堀川めぐり の船に乗る > 松江をあまり歩くことなく楽しむことができる方法を捜したところ 「堀川めぐり」を見つけました。 50分かけて ゆっくりと内掘りと外堀りを 小船で回ってくれます。 心地よい風に吹かれながら 船頭さんの説明と歌を聞きます。 ベネチィアのゴンドラと同じです。 ブラボー!!(笑) 内堀り、外堀りにかかる橋を いくつも くぐりますが、、、 中に低い橋があり、その橋をくぐるときには 屋根が電動で下がってくるので みんなで伏せますが これが面白い!! 最近 安土桃山時代の石積み職人の本を読んでいるので お城の石積みに興味があります。 ふむふむ、江戸時代に積まれた この石垣は 「のずら積み」ですね。 松江城も お堀から見ると雰囲気が変わりますし、、、 塩見縄手の武家屋敷の古い町並みも しっくりくるなあ、、、と自己満足です。 これで 全てのミッションを完了しましたので、庄原へ移動します。
by saint-arrow-mam
| 2016-05-01 17:43
| 中国・四国地方
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TanMatsui at 2016-05-01 20:25
ブログ内の各所に出てくる皆生海岸の夏姿です。
http://tanmatsui.exblog.jp/15964283/ 大山山麓から流れる日野川の砂防工事で、日本海に流れる土砂が減り、 皆生海岸は浸食され始めました。これを防ぐためにテトラポットの防波堤が設けられ、 その内側は絶好の海水浴場になって、子供達が大喜びをします。 そして、ここがトライアスロンのスタート地点となります。 防波堤の沖に見える山並みは韓国ではなく 半島で、その突端には出雲大社と 深い関係のある美保神社があります。 この地では、ニワトリの卵は口に出来ません。町並みは宮島によく似ています。 連休の帰省が早まってので、私も由志園のこの風景を見ることが出来そうです。 が、GW時は由志園の内部より、ベタ踏み坂の車の渋滞で、ふつう実家から10数分で行ける この場所が、どの程度時間がかかるか不明です。 松江の堀川遊覧船は、夏シーズンになれば、舟から見える川岸に、 各家庭が観光客のために植えた、多くの花々も 目を楽しませます。 また、船頭さんが出雲弁で紹介するので、遠方から来た人達は 腹をかかえて笑いこげます。 明日は 帰省の途につき、その後はアナログ状態になりますので、 今日は観光ガイド的長文のコメントとしました。 実家のネット環境を改善するのは簡単ですが、広島勤務を終えて 完全撤退するまでは、敢えて帰省時までは アナログ状態のままにして 外で身体を動かして健康管理、内で老化防止の英会話の習熟に努めます。 帰広は10日頃になります。 GOOD LUCK! ※ここ3日間 夜のビールの味は格別、願わくは鯉のぼりのシーズン後も こんな美味しい飲み物を口にすることができるのを祈るのみ! 現時点で ヤクルト 6ー2 巨人 !
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Hiro様
訪れた場所のことだけに 一つ一つが勉強になり なるほどなるほどと 楽しくコメントを拝見させていただきました。 ご帰省前のお忙しい時に 詳しく教えていただきありがとうございました。 船頭さんの安来節は 風情があってよかったですし、 橋の下を通るたびに 頭を何度も下げることも愉快で 小船でめぐる50分は あっという間に感じました。 ご実家では世界とつながり、広島ではネットでつながり、、、、 真似のできない2つの異なる環境をお持ちのHiro様が うらやましいです。 私も東京と広島を移動していますが どちらも同じなので変化がありません。 9日に母を京都に連れていき、その足で東京に戻りますので 入れ違いですね。 広島で しこたま美酒に酔って帰りたいと思っています。
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TanMatsui at 2016-05-01 23:59
今夜は少々飲み過ぎましたが、酔い覚め状態になったので、先程のコメントに
触れなかった点を追加します。 島根県立美術館では、展示作品の鑑賞の他、これが有名です。 ↓ http://furusato.sanin.jp/p/area/matsue/14/ また、ベタ踏み坂を境港から松江方面 (西向き) に走ったとき 中海の先に見える山並みの姿にお気づきですか。 ブログ右側の写真にも載せてありますが、地元では ”キューピーの寝姿” に見える ことで有名なのです。もっと早く連絡しておけば、 Woo! と声を出される撮影アングルがあったのです。 要らぬお世話のコメントでした。 明日は早起きをしてバタバタします。 では お休みなさい。
Hiro様
夕日が美しいというので、無理をしても1日目に行こうと思っていたのですが、 あいにく雨が降っていたので断念し、二日目にしました。 お天気の良い日を選んで行くことができるのは、お近くに住んでいらっしゃるかたの特典ですね、、、、いいなあ。 キューピーの寝姿、、、なるほど、、、 もし知っていたら車内で大騒ぎをしていたと思います。 ムムム、残念、、、次回のためにメモメモ。
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