熊野へ行ったとき、年に一度 大規模な花火大会が開催され、熊野神社からも見えるということを聞いたのですが、
今夜は それを海上からみることになります。
19時10分からの花火大会の前に 夕食を済ませなくてはいけません。
実は 夕食のレストランは(料理内容も) お部屋のランクによって異なり
shingranmaのランクのレストランは『春日」で 私たちの部屋ランクのレストランは『瑞穂」と きっちりと分けられています。
でも 別々に食べるわけにはいかないので 今日は3人で「瑞穂」で食べます。
メニューの表紙は レトロなデザインで なぜか「大阪商船」時代のデザインになっています。
左: 生姜風味豆乳寄せ 鮎砧巻 枝豆
中: とうもろこしの和風寄せ
右: 鰹のタタキ
左: 水蛸と錦糸売瓜のレモン酢掛け
中: コンフィ鮎の塩焼き
右: ずわい蟹 蜜梅 青豆の天麩羅
左: 日本酒「にっぽんまる」
中: 酢取り茗荷 酢橘
右: 焼長芋と筍の炊き込みご飯
左: 枝豆豆腐とジュンサイの赤出汁
中: ゴールデンパイナップルとフクロウ最中
船が熊野灘沖に着いたのは 18時ちょっと前。
すでに 「パシフィックビーナス(左)」と「飛鳥(右)」が停泊していました。
遅れて15分。「ダイアモンドプリンセス」もやってきましたが 遠慮がちに後ろの方にいます。
デラックスクラス以上のお部屋に割り当てられる特等席にshingranmaを連れていき
私達は 最上階の8階の最前列に席を 取りました。
沖合で 船をどの向きにして どの位置に投錨するのか 船長の腕の見せ所
そして 機関長との阿吽の呼吸が必要とされます。
花火大会の間も 乗客が気が付かない程度に 船が揺れない程度に 時々スクリューを回して
船体を維持するのですが 私にはそのエンジン音がよくわかりました。
花火の後でshingranmaも同じことを言ったのに驚きましたが 船乗りの家族ですね。
枚数を写した割には 上手に取れていませんが 三脚は立てました。
2時間半はあっという間。
行き帰りの混雑もなく 人の頭を気にすることもなく
ビール片手に ゆったりと椅子に座って 花火を見ることができるので
船上からの花火見物は とても楽です。