「チャツボミゴケ」を見に 1日目


 「チャツボミゴケ」のツアーの催行が決まらなかったので 半ばあきらめていたことと
 クルーズの下調べが重なり、私にしては 予習量が少ない 行き当りばったりの出発となりました。
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 集合場所は東京駅の日本橋口、 時間は8:25です。

 集合場所に行くと 驚いたことに 地面にべったりと座っている人が、、、
 その人が 今回の添乗員さんとわかった時は このまま帰ろうかと思うくらいショックでした。
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 「余程お疲れなのだろう」と気を取り直して 新幹線に。(笑)
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 上毛高原(じょうもうこうげん)駅で下車し、バスに乗り換えます。

 初日の今日は 2か所しか立ち寄らず、早めに温泉に、、、というスケジュールですが
 明日の天気予報がよろしくないので、本音をいえば 今日 できるだけ動きたいところです。

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 << 大仙(おおぜん)の滝 >>

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 大仙の滝への道は ハイキングコースになっていて、近くに美しい滝がたくさんあるようなのです。
 でも ハイキングツアーではないので 歩く時間は とってはもらえません。

 ホテルに入る時間を 予定している3時から4時まで遅くすれば 充分歩けるのでは?と思いましたが
 歩ける人だけ歩く、、というわけには いきませんので 仕方ありません。
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  << 野反湖(のぞりこ) >>

 群馬、長野、新潟の県境に位置し周囲10km、標高1,513mのダム湖です。
 その湖水は 日本海に注いでいる、、、とパンフレットに、、、。

 標高が高いので 雪渓が見られます。
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 野反湖を見るだけか と思っていましたら、どんどん登山道へ入っていきます。
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 10分程度 上がっていくと、「シラネアオイ」が群生している場所に。
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 花についても湖についても 添乗員さんから 説明はなく資料ももらえず、
 ちゃんと 勉強をしてこなかった自分を 反省しながら写しました。
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 帰宅後調べると 淡紫色に見えるのは花ではなく 萼片だそうです。
 そうであれば 萼片の裏側も写すべきでした。
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 集合場所に 早めに戻り、
 北海道でさえ見ることができなかった 雪渓を見に、、、。
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 富士見峠の休憩所でもらった地図によると、
 野反湖の周辺にも ハイキングルートがたくさんあるようですが、
 やはりここでも時間が無くて 無理。

 山小屋風の休憩舎で、コーヒーを注文し ひと時を過ごします。
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 これで もうホテルへ向かうのですから、ホテルには2時半には 着いてしまいました。
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 冬は スキー客も大勢やって来そうな 
 プール、ボーリング、ビリヤード、カラオケルームなどが完備した 大型レジャーホテルです。

 ボッチは ツインのシングルユースです。
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 小さなバルコニーからの眺めはまずまず
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 草津の湯畑まで歩いて15分、シャトルバスも出ているというのですが、まずは ホテル周辺の散策に。
 ホテルが経営するゴルフ場が 隣接しています。
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 遊歩道はうっそうとした森の中。
 ボッチですと クマとの遭遇が恐ろしいので、早々に引き揚げて 大浴場に行きます。

 草津のお湯は ぬるっとした感じが好きなのですが、酸性が強いので 肌が弱い私には強敵です。
 サウナや露天風呂の他に広い浴槽が40度と43度の2種、4浴槽もあるので ゆったりしています。

 撮影不可なので HPより
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 ところが 露天風呂に入っているときに 急にあたりが暗くなったかと思うと ゴロゴロ、、、
 雷雨 です。
「チャツボミゴケ」を見に 1日目_d0174983_02534736.png あわてて、お風呂から出て、部屋でくつろいでいると なんと停電です。

 バルコニーから外を見ると 中庭のイルミネーションが消え、
 フロントらしき場所も真っ暗。
 懐中電灯らしき光が あちこちに移動しているのが見えます。

 館内放送で 「草津市全体が停電になった」とのアナウンス。
 
 雨女も ここまでくれば立派なもので

 草津 よいとこぉ 一度はおいでぇ 
 露天風呂にも こりゃ 雷雨降るよ ちょいな ちょいな

 と 歌ってる場合か?「チャツボミゴケ」を見に 1日目_d0174983_08135545.gif
by saint-arrow-mam | 2017-06-01 00:00 |   関東地方 | Comments(6)
Commented by うつきよう at 2017-06-02 14:37 x
 お疲れ様でした。

 東京方面からのアクセスルートがイメージできずにいましたが、
 なるほど!
 中之条のほうへ行くときに使うルートなのに、逆コースを思いつきませんでした。
 シラネアオイきれいですね。
 新潟・北陸の県境の山に行かなければ見られないと思っていたので、
 こんな群生地が野反湖の近くにあるとは知りませんでした。

 この日は長野から群馬にかけて大荒れの天気になりましたものね。
 ひょうは降りませんでしたか?
 歩かれているときでなくて良かったです。
Commented by shinmama at 2017-06-02 16:11 x
うつきよう様

雷が鳴り、ザ―――と雨が降るのは 仕方ない、、と思っていたのですが
停電のおまけがついたときには ついにここまできたか、、と情けなくなりました。(笑)
露天風呂では雷と雨だけで「ひょう」は 降っていませんでしたが、
気温が急激に下がりましたし、部屋の中にいたので 気が付かないうちに降ったのかもしれません。

土地勘がないので 地図で見て行ったのに、草津温泉とチャツボミゴケだけしかわかっていなくて
2日目に県境の渋峠に行ったときには、
え?? もうここから長野県?と驚きました。

雪渓も見れるとは思っていませんでしたし、
勉強しないで行った分 驚きは大きかったです。

また「くるみだれ」買って帰りました。(笑)
Commented by TanMatsui at 2017-06-02 18:01
 最近のshinmama様のブログは、私が未踏の地へのTripばかりですが、 詳細に書かれた内容を拝見すると
自分がこの目で見た情景のような錯覚を覚えます。

 早いもので もう今年も半ば近くまで過ぎました。いい歳をして仕事にしがみついている私です。
 今月は卒業生の同窓会が徳島で開かれます。 招待を受けて以来、少々ほったらかしにしていたので
今日は宿泊先、交通手段などの手配を完了しました。 徳島は広島バスセンターからの高速バス利用が
安くて早いこと、 そして宿泊先はこれも格安の公務員共済組合KKRを2晩とも予約しました。
 2日目は徳島から ”四国某所” に足を伸ばします (笑)
Commented by okadatoshi at 2017-06-02 19:09
添乗員や現地ガイドによってツアーの内容ががかなり左右されるケースが多いですね。
加えて登山では参加者の中に故障者がでた場合には、付き添いの人数が割かれるケースもあります。その文全体の安全やサービスが低下します。
何回か同じ方にあうケースもありました。
登山ツアー参加者は結構狭い世界です。
ひどかったのは、下山時に雨が降り出し、濃霧の中「皆さん自分で降りてください」と「遭難者が出たらどうするんだ」と思うような人にあったこともありました。
退職後山が好きで、添乗員の講習を受けて添乗員をしていると言う方にも会いました。
弁当の手配から臨機応変の機転も効かねばならず、”好き+適正”の必要な仕事と思います。

添乗員側も「今回の参加者は○か×か」と思っているんでしょうけども。
Commented by shinmama at 2017-06-02 19:27 x
Hiro様

東京にいる間に 群馬県と長野県には出来るだけ行っておきたいと思うのですが、
車がないので どうしても 盛りだくさんのツアー参加になります。

今回、参加者33人のうち ボッチの方は10名程度いて、男性のボッチが2名でした。
男性の1人の方が 70代くらいだと思いますが、
とても我儘で自分勝手で不愉快極まりない方だったので
次は女性限定のツアーにしようかな、、と思っています。

男性は いくつになってもお仕事をされている方の方が お話ししても面白いですし、
広い視野と寛大な精神をお持ちのような気がします。
適度な緊張感と多少のストレスを感じることは 必要なんですね。
Commented by shinmama at 2017-06-02 19:44 x
okadatoshi様

>添乗員や現地ガイドによってツアーの内容ががかなり左右される
本当にそうですね。
ツアーの参加者の人柄によっても 旅の楽しさが左右されますね。
ハイキングツアーの方が 歩くという趣味を共有しているので
打ち解けあうのが早いように感じますが、
そうでない今回のツアーようなケースでは、できるだけ歩きたい人 と 
できるだけ歩きたくない人の差が大きくて 話がまとまりません、、というか
歩かないことで まとまります。(笑)
それでも 勝手に歩いてしまう人もいて 帰って来なかったりケガをしたり、、
添乗員さんを見ていると 仕事とはいえ、気の毒になります。

でも 濃霧の中、自分で降りてください、、、と言われると怖いですね。
私は バスを降りるときに、見るべきポイントや順路などを一切説明せず、
数か所のトイレの位置を 繰り返し説明する添乗員さんに当たったことがあります。
トイレの個室の数から和洋の別など すべてが頭に入っていた方だったので  毎回 拍手しようかと思いました。(笑)


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