山形日和 2日目


 千四百年以上前に開かれた出羽三山は 「羽黒山」「月山」「湯殿山」からなり 
 それぞれの祭神を祀っているが 独立した三つの山ではない。


 私がそのことを知ったのは ずっと昔のこと。
 森 敦氏が芥川賞を受賞した 小説「月山」を読んだ時でした。

 今回の旅行では 羽黒山の三神合祭殿だけを お参りするつもりだったのですが 
 「月山」を借りて 新鮮な気持ちで もう一度読み返してみると、そうはいかなくなりました。


d0174983_22024491.png以下 一部抜粋

月山はこの眺めからまたの名を臥牛山(がぎゅうざん)と呼び、臥した牛の北に向けて垂れた首を羽黒山、その背にあたる頂を特に月山、尻に至って太ももと腹の間を湯殿山といい、これを出羽三山と称するのです。出羽三山と聞けば、そうした三つの山があると思っている向きもあるようだが、もっとも秘奥な奥の院とされる湯殿山のごときは、遠く望むと山があるように見えながら、頂に近い大渓谷で山ではありません。月山を死者の行くあの世の山として、それらをそれぞれ阿弥陀三尊の座になぞらえたので、三山といっても月山ただ一つの山の謂いなのです。


 山形 2日目は 「湯殿山」と「月山」へ。
 といっても 登山するわけではなく 車で行けるところまで ですけど、、。

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 上山のお宿から 東北中央自動車道を走り、山形自動車道へ。
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 途中 「寒河江SA」で サクランボを購入し、洗って食べます。
 大きな粒で、とっても甘い。
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 << 湯殿山 >>

 国道から 山に向かって走っていくと 否応なしに 途中から「湯殿山有料道路」に入り,
400円徴収されます。
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 大きくて立派な鳥居がありますが ここから先は一般車では 入ることが許されず
 専用のバスで入っていきます。
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 古来より 湯殿山は 「語るなかれ、聞くなかれ」と言われ
 「湯殿山で見聞きしたことは 決して口外してはいけない。それについて聞いてもいけない」
 という掟があり、カメラでの撮影も 当然、不許可ですので、ブログも 以上で。


  << 月山 >>

 さらに 車を走らせて 月山へ向かいます。

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 月山八合目には 広い駐車場とレストハウスがあるのですが、
 そこに至る車道は 強烈なヘヤピンカーブの連続なので 
 ヒーヒー キャーキャー言いながら、離合して登ります。
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 レストハウスでのお昼ごはんですが、事前の情報で 私は「月山カレー」を。(笑)
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 どんよりとした空。
 雨が降りそうなので 雨具を持って「弥陀ヶ原湿原」を歩きます。

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 山開きがなされた後、大雨で土砂崩れがあり、不通になっていた月山八合目ですが
 運よく7日に再開したので 美しい光景を楽しむことが叶いました。

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 湿原の中に「御田原神社」があり 月山中之宮として 宿泊や食事を提供しています。
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 木道を歩いていくと 雪渓が残っているのですが、
 気温が高いので ドライアイスのように表面からキリが発生し 水芭蕉と相まって幻想的な光景です。
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 「いろは四十八沼」と呼ばれる池塘を見ながら 木道を奥に進んでいくと
 入口付近にたくさん溢れていた観光客の姿が 全くなくなり、貸切り状態でした。
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 例によって 名前がわからない花もありますが、、、

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              うつきよう様 たくさん花の名前を教えていただき ありがとうございました。<(_ _)>
           
 急カーブの多い道を下り、 すぐふもとにある 今日のお宿「国民休暇村 羽黒山」へ。
 昨日のゴージャスなお宿とは異なり、公共のお宿なので お料理もお風呂もそれなりです。
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 ただ 「サクランボの食べ放題」 には感激しました。(笑)
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 ただ、国民休暇村に宿泊した理由は、夜と朝に イベントサービスがあることです。

 その一つが 夕食後、希望者を「ホタル」が見える場所まで 連れて行ってくれること。
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 撮影は叶いませんでしたが、たくさんのゲンジボタルが飛ぶさまを見ることができて 良い思い出ができました。
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by saint-arrow-mam | 2017-07-12 00:00 |   東北地方 | Trackback | Comments(0)
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