知床半島 予習編


 <このブログは、クルーズが始まる前に下調べをしていた時に作り 予約投稿しています。>

 「釧路」からロシアの「コルサホフ」に向かう終日航海日には 
 クルーズ船は 世界遺産である知床半島に接近して航海するので、
 船上デッキから半島をながめ その圧巻の自然美を楽しむことができる、、、

 というフレコミでした、、、、、が 下調べを重ねるうちに 見たいものが現れました。
d0174983_10391213.jpg
 「知床半島」という名前は 「シリエトク(アイヌ語で”地の果て”)」 が語源になっていますが
 まさに地の果て、陸からは行くことができず、船でしか行けない半島の先端の「赤岩」に
 「番屋」と呼ばれるバラック小屋が数軒あります。

d0174983_10310246.jpg

 「赤岩」の沖では 1kgが1万円するという上質のオニコンブが採れるのですが、
 手漕ぎ船を使用していた時代には 町からの日帰りができないので、
 夏の2ヶ月間を 家族がこの「番屋」で暮らし こんぶ採りをしていたのです。

 「番屋」に水道施設はなく、近くの川から水を汲んでくる不自由な生活ですが、
 最盛期には 56軒もの番屋があり 親が働いている間、子供たちの青空学校が開校されていたそうです

 ところが 今ではエンジンのついた船で 日帰りコンブ漁ができるようになったので
 年々「番屋」の数が減少し続け、現在は わずかに2軒が残っているだけ。
 さらに その2軒も今年の夏で閉じるので、「番屋」は 今後、全てが廃屋となります。

 現在、世界遺産に登録された知床半島の「番屋」を 後世に残そうという運動が始まっているそうですが、
 すでに 赤岩では廃屋が多く ヒグマの格好の住かとなっているので、容易に上陸できなくなっています。

 クルーズ船のコースにもよりますし、天候にも左右されるので
 遠い知床半島の「赤岩」を見ることができるかどうか わかりませんが
 もし半島が見えたらデッキに出て こっそりとオカリナで「知床旅情」を 吹くつもりです。
d0174983_15473556.gif

 

by saint-arrow-mam | 2017-09-09 00:01 |   北海道周遊・サハリンクルーズ | Trackback | Comments(4)
トラックバックURL : http://runslowly.exblog.jp/tb/25112314
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Commented by okadatoshi at 2017-09-09 06:12
tv番組で視聴した番屋ですが、画質は落ちますが
画面を撮影したものが下記にありました。
https://www.youtube.com/watch?v=oxhWpMlj858

今の時刻は、コルサコフ接岸でしょうか。
ここ数日で、朝晩すっかり関西も秋めいてきました。
良い旅を。
Commented by TanMatsui at 2017-09-09 07:26
 オカリナで知床旅情とともに、 リムスキー コルサコフのシェーラザードを吹いてください。
 Mは順調に減っています。
Commented by よし坊 at 2017-09-09 09:12 x
知床に行った時、観光船に乗れば番屋が見られるはずだったのですが乗船しなかったのが悔やまれます。
Commented by zuxtotabi at 2017-09-09 17:10
9月9日(土)只今の時刻17:05.今頃はコロサコフに入港されている頃でしょうか?
番屋は見えたのかな?ヒグマも見られた?オカリナで知床旅情は演奏されたのかな?
クルーズ船の中から北方領土は、どのように見えたのだろう?と思いを巡らせています。^^
今回はスケジュールがブログに掲載されていたので、こっそりお供させていただいている私としては嬉しいです。
楽しい旅をお続けください。


<< 北海道周遊クルーズ5日目 (サ... 北海道周遊クルーズ4日目 (知... >>