京都グルメ紀行 2日目 (昼)

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  京都駅 →<地下鉄烏丸線>→ 烏丸御池 →<地下鉄東西線>→ 御陵(みささぎ)
 
 「御陵(みささぎ)」から「蹴上(けあげ)」に向かう 登り坂、、
 その時代、大石内蔵助が歩いたと言われ、その道の名を「大石道」といいます。
 
 朝10時というのに 蒸し暑さに汗だくになりながら、てこてこ15分程度 登ると 、

 酔芙蓉の寺として有名な 「大乗寺」へ。
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 やや 盛りを過ぎていますが、山影に位置しているので 順番に咲くため
 長い期間楽しむことができます。
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 蕾が膨らみ、咲いたばかりの時は白いのに、、、
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 夕方になるにつれて ピンク色になり、最後には 真っ赤になってしぼんでいく1日花。
 
 色が変わる様子が まるで お酒に酔って赤くなるように見えるところから
 「酔芙蓉」と言います。
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 大乗寺がある「御陵(みささぎ)」には Shinが大学に入学したての4か月間
 住んでいましたので、とても懐かしい場所です。
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  御陵(みささぎ) →<地下鉄東西線>→ 東山 →<バス>→ 京大正門前

 京大に立ち寄り、、、、
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 吉田神社を通りぬけ、、、
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 どんどん吉田山を登って  下ったところ、、、
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  2日目の お昼は、、、「吉田山荘」です。
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 表唐門をくぐり ゆるやかな坂を上っていくと、、、
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 重厚で存在感のある 総檜(ひのき)造りの建物が見えてきます。
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 玄関は どこか懐かしく タイムスリップしたような感じがします。
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 土間の壁には 銅鏡の直弧文鏡(ちょっこもんきょう)の背面文様から デザイン化したステンドグラスがはめ込まれ、
 照明器具も当時のまま使われ、和洋がうまく融合しています。
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 戸襖の引き手にも 皇室にゆかりのある「裏菊紋」が あしらわれています。
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 おかみの書による 古今集の短歌が、、達筆〜〜
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 お部屋は 眺めの良い「花」という個室。

 個室は 料理代金の他に 1人1,188円 アップになるのですが、
 今日は 大広間に外人さんの団体が来るそうで サービスで ランクアップしてくださいました。
 ラッキー!!
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 この部屋からは 
 北は 比叡山、
 南は、平安神宮や金戒光明寺など 街の景色、
 東は 東山連峰(大文字)を見ることができます。

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 御紋の書かれた和紙の上に置かれた お茶 と 吉田山荘オリジナルの冷酒

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   先付  白和え 蟹・しめじ・水菜・ざくろ 紫菊花
  
   造里  鯛 しび鮪   

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   葉皿   鯖寿司 秋刀魚有馬煮 紅葉人参バター 海老団子 出汁巻卵
        かに炉焼 サーモン奉書巻 烏賊えのき和え、いちょう丸十、銀杏むかご松葉

   焚合   栗饅頭(鶏ミンチ入り)、春菊、紅葉麩、菊花あん  

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 焼物   鴨西京漬け 焼栗 人参葉 はじかみ

 お椀   菊花白玉餅 甘鯛 三つ葉 柚子

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  御飯 松茸御飯 香の物

  水物  梨 ピオーネ キウイ マンゴームース

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 仲居さんの案内で お庭を散策します。
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 学生時代 Shinはこの吉田山の麓に 住んでいたのに
 一度も連れて来てやることが無かったことを ちょっと後悔しながら。
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 ”別腹”が 用意出来たところで 同じ敷地内にある別館の「真古館」へ。
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 有名な推理小説に登場する喫茶店なので 来てみたかったのです。
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 かつて、この建物は おかかえの運転手さんが利用していたとのことでユニークな屋根の形。
 1階は売店、2階に席があります。
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 吉田山の北側は 賑やかな今出川通りですが、
 吉田山荘が面している神楽岡道は本当に静かで、鳥の声が聞こえます。
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 ここのおススメは 「おぜんざい」ですが、甘すぎず美味しい!!
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    「吉田山荘」

        http://www.yoshidasanso.com/

「紅萌ゆる丘の花・・・・」三高寮歌に歌われ、東山三十六峰の一つとして親しまれる、京都、吉田山。 その中腹に位置する吉田山荘は、昭和天皇の義理の弟君、東伏見宮家の別邸として昭和7年(1932年)に建てられた。
戦後、その壮麗な姿のまま料理旅館となり、宿泊や宴席、京料理はもちろん、カフェ真古館(しんこかん)や、季節ごとのイベントなど、文化的な催しも多数行っている。



  Shinmama 評価
      雰囲気      ★★★★★  
      料理内容     ★★★★☆
      値段       ★★★★☆
      味        ★★★★★ 
  (お酒を呑まないShinpapaは 料理の味付けに関して京都の中で最高評価を付けると言っています)


午後は 別ブログに、、、。


by saint-arrow-mam | 2017-10-11 00:00 |   関西地方 | Comments(2)
Commented by パンジー at 2017-10-12 18:27 x
息子さんも御陵にお住まいだったんですか❢
私も夏休みまでそちらにおりました。
懐かしい地名に思わず反応してしまいました(笑)
吉田山荘、素敵ですよね。
ちょっと不便なところにありますが、友を連れて行くと必ず喜ばれます。
おぜんざいのことは知りませんでした、次回是非とも頂戴してみます。
Commented by shinmama at 2017-10-12 18:54 x
パンジー様

はい、希望していた吉田山の麓のマンションが新築で7月の末に完成予定。
仕方がないので 入学してから数か月間を、御陵のマンスリーマンションで過ごしました。
親元を離れての自炊生活。
近所のいち膳めし屋のおじちゃんに お世話になったので、行って見たのですが、お店はもうありませんでした。
でも それ以外は その当時のままでした。

以前パンジー様のブログで吉田山荘を拝見した時、行きたいと思っていたのですが
やっと 叶いました。
Shinpapaが 料理の味を非常に気に入ったので、
これからは京都に行く度に行くと思いますし、宿泊も考えています。

吉田山荘で食事をした後に おぜんざいを食べるには 
ちょっと大きめの「別腹」を用意してくださいね。(笑)


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