2017年 05月 10日 ( 1 )

『草間彌生 わが永遠の魂』


 瀬戸内海に浮かぶアートな島として知られる「直島(なおしま)」。

 安藤忠雄が設計した「地中美術館」には 何度か訪れたことがありますが、
 その時、直島で 出会ったのが このユニークな「かぼちゃ」です。

 初めて見たときには 青い海をバックにしているので モチーフは「ウニの殻」かと思いましたが(笑)
 私は この時初めて 「草間彌生」という芸術家の名前を知りました。

 もう 10年以上前の話です。

                     ↓ サイトより
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 そして 最近では、クルーズで大阪に行ったときに立ち寄った「あべのハルカス」。
 向かいのビルの外壁に 彼女の作品を見つけました。

 「かぼちゃ」ではありませんが パッと見ただけで彼女の作品であることがわかります。
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 だって  
 水玉 と言えば 草間彌生
 派手なオカッパ と言えば 草間彌生
 斑点のかぼちゃ と言えば 草間彌生

 かの有名なルイヴィトンとコラボして バッグや靴も出し
 世界的に人気がある87歳の芸術家 草間彌生なんですもの。
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 今や 時の人である彼女の展覧会が 新国立美術館で開催中。

 どんな作品に出会えるのかとても楽しみで ワクワク そわそわ。
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 狙い目の 連休明けの平日の午前中だったはずなのに 入口には すでに長蛇の列。
 しかも 驚くことに 来場者に 外国人がとても多いのです。

 チケット売り場のすぐ横に、出たーーー
 大きな かぼちゃ、、、

 アハハ、 高さが4.5mもある ほぼ球体状の作品を さすがに館内に入れることはできないでしょう(笑)。
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 館内は 当然の事として撮影不可でしたが、1室だけは 撮影可なのです。
 ところが 撮影できるのは「携帯電話のみ」で カメラでの撮影は不可なんです。

 ??????????

 ということで スマホを取り出して 写しました。

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 でも 「前衛の女王」として 本場アメリカの第一線で活躍してきた彼女の実力は 
 これらの作品では 伝えられないのです。 

 写すことができなかった他の部屋に あまりに感動して動けなくなったすばらしい作品があるのです。

 その部屋は 閉じられた空間全体が ひとつのアートになっていて 
 来場者が その空間の中の 迷路のように決められたルートを歩くのです。
 そして空間の中には 無数の点灯する豆電球があり、それらが上下左右の鏡に映ると、
 迷路を歩いている自分が 光に囲まれるのです。
 しかも 次の瞬間に 急に真っ暗になり自分の存在が消える、、そして、、、

 うまく言葉で表現できませんが 驚きと感動が巧妙に計算しつくされた 非現実的な空間なのです。

 最初にみたときの印象と 数分後の印象が変わる、、、
 前衛的な作品は苦手とする私が 彼女の作品に魅かれる理由はそこにあります。
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 植栽にも 水玉模様の布が巻かれています。

 最初は 赤い布が巻かれているだけなので どうってことないように思うのですが
 みているうちに 周囲の新緑に この赤がすごくきれいに映え お互いに引き立てあっていることに気づきます。

 そして 普通の樹木の幹をみると なんとなく物足りないイメージになってくるのです。
 
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 すっかり 草間彌生の魔法にかけられたジージとバーバは
 家に帰って koharuがメモ帳の裏に画いた絵を見つけ 「才能があるかも、、」と大さわぎ。(笑)
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by saint-arrow-mam | 2017-05-10 09:41 |   美術・スケッチ | Trackback | Comments(6)