2017年 06月 02日 ( 1 )

「チャツボミゴケ」を見に 2日目

 早朝6時

 目覚まし時計を設定したより早い時間に けたたましい音でサイレンが何度も鳴り響きます。

 「ここはどこ?」    「そうか 草津か」 
 「何ごと?土石流?」  「ふむ、水の音がしないよな」
 
 すると 数台の消防車のサイレンが 唸りあって聞こえてきます。

 「何かあった? 火事?」「どこで? 何? なに?」と寝ぼけ眼で自問自答。 

 しばらくして 草津の町内放送で 「これは火災訓練です、火元は000です」と言ってます。
 こんな朝早く 町内の火災訓練ってありなんですか? 草津の人は早起きなんですねえ。 

 ということで 窓の外を見れば 予報的中の 「雨」
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 「また、雨の露天風呂なのかあ」と ブツブツ言いながら 大浴場へ。

 こういう時、心の中で言わずに1人なのに声に出してしまいます。
 ああ、、、やだ、、、すっかり 独り暮らしのおばちゃんだ。

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 昨日はバス1台でしたが 今日は 大型バスでは入れないところへ行くので
 小型バス2台に分かれます。
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 このツアーのハイライト、、「チャツボミゴケ公園」です。
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 駐車場から チャツボミゴケの群生地までは 300m、約10分。
 きれいに整地された遊歩道を歩いて行きます。

 遊歩道に入ると 硫黄の匂いがプンプンしますが 私は 嫌いじゃない匂いなので。
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 公園の奥にある「穴地獄」までさらに 遊歩道を進みます。
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 レンゲツツジが 緑一色の光景に彩りを添えて きれい!!

 傘をさすほど 雨が降っていないので カメラを構えるには差しさわりがありませんが
 色がきれいに出ませんので あれこれホワイトバランスを変えて写します。
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 だんだん 緑色の苔が 増えてきます。
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 PH2.0~4.6程度までの強酸性火山水域に生息する 学名「ユンゲルマンニア・ブルカニコーラ」の「チャツボミゴケ」は
 蘚苔類の中でももっとも耐酸性の強い特異な苔です。
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 釧路湿原と同様、この周辺も平成27年5月に ラムサール条約に登録されています。
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 出来るだけ アップで撮りたいと 悪戦苦闘、、、
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 硫黄の塊に覆いかぶさるように生息しているチャツボミゴケをみると
 あたかも硫黄を養分にしているかのように見えます。
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 昨夜の雷雨の影響か 水量が豊富で流れがかなり早いです。
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 触ることは 禁止されているので、見た印象ですが 
 表面は つるっとしていて 厚みがあり もこもこしているイメージで 凹凸がありません。
 
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 サイトで チャツボミゴケについて調べていた時に 見つけた動画で 
 私が見たのは ほぼほぼ同時期の光景なのですが、
 動画の主役は レンゲツツジになっています。

      
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 バスは くねくねと山道を登り、芳ヶ平湿原を抜けて行くと
 季節が 逆戻りしたように 雪渓があちこちに残っています。
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 << 渋峠 >>

 長野県群馬県の県境に位置するホテルです。

 この場合 建物の玄関がある方の県に固定資産税や住民税を支払うと 記憶していたのですが
 調べてみると いろんな条件を考慮して どちらかに決めるようです。

 このホテルの住所は長野県になっていますし、群馬側の玄関を閉鎖していましたので 納税は長野県でしょう、、、
 いらんお世話です、はい。
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 気温は 9度。
 霧雨が降っているので、体感気温はかなり低いです。
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 国道の最高地点であることを記した 展望台で、、、
 といってもガスってますので 遠くの山は見えません。
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 << 八ッ場ダム  不動大橋 >>

 一時期 工事がストップしていた八ッ場ダムの工事ですが 
 すでに完成している 「不動大橋」を歩いて渡ります。
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 ちょうど 工事の視察団が来ていたので 耳をダンボにして一緒に渡っていると
 小声で話すんですよね、、これが、、。(笑)
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 ここにきて この眺めを見ると 自然を破壊することの是非について考えますが
 下流域の不安な状況を知れば きっと逆の立場に立つのでしょうね。
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 車窓からの眺めがすばらしかったであろう吾妻線は すでに 廃線となっています。
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 橋を渡りきったところに建てられている 「道の駅 八ッ場ふるさと館」で
 新鮮そうな山菜やお野菜が売られていたので 少し買って帰ります。
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 八ッ場ダムの建設により失われる吾妻渓谷の美観を少しでも残すために
 遊歩道が整備されつつあり、「猿橋」もそのルートになります。

 でも 自然を大切に、、という趣旨でしょうが 伊勢神宮のように「白木」で作られている橋なので
 建築費も 維持費も 修繕費も 架け替え費用も 高いだろうなあ、、
 と また いらんお世話です、はい。
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 静かで 空気が美味しいと感じる場所です。
 このころになると 曇り空から 時々 日差しが差し込むようになりました。
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 日本一短いトンネルという 「樽沢隧道」
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 なんだか いろんなところを訪ねれば訪ねるほど
 チャツボミゴケの印象が 薄らいでいく気がします。

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  << 奥四万湖 >>

 湖といっても 昨日の「野反湖」も「奥四万湖」も 人口のダム湖ですから 私には感動はないです。
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 ただ、水の色が異常に青いので、その理由には非常に興味をもち、
 帰宅後調べてみると、、

 奥四万湖の表面が深い青色に見えるのは、コバルトイオンなどを多く含むわけではなく、
 ダムに注ぐPHの低い四万川に湯の泉が混入して、アロフェンなどの懸濁微粒子を含むことにより、
 青の光が散乱・反射するためだそうで、それは五色沼の青色の湖と環境が良く似ているそうです。
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 お天気が少し良くなってきたので もう一度チャツボミ公園に戻りたいと思いつつバスへ。

 どこに行っても 「トイレ、トイレ、トイレに行ってください」 といわれ続けるので
 すでに トイレ恐怖症になっています。(笑)

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 << 甌穴(おうけつ) >>

 「甌穴」とは 川の流れが渦巻き状になることより石や砂が同じところを循環し、
 川底の岩盤と接触して侵食されてできた丸い穴でポットホールとも言います。
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 ということで
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 わざわざ見に来たのですから、
 なんだ、水の力で出来た 大きな水たまりか、、、と言ってはいけません。(笑)

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 最後にバスに乗る時に見た光景は、、、哀しいほど美しい青空でした。
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 これで すべての予定を終了し、上毛高原駅にもどります。

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 平日のこの辺りの道路が 渋滞するはずもなく、
 喫茶店ひとつない上毛高原駅で 新幹線まで なんと1時間半待ち。
 1時間半あれば 豊洲に戻れるのに、これもまた ツアーの哀しいところです。

 今から 山で見つけた花の名前を調べて、次のブログにまとめようと思いますが
 わからない花ばかりなので 不安です。
 

by saint-arrow-mam | 2017-06-02 00:00 |   関東地方 | Trackback | Comments(4)