カテゴリ:  美術・スケッチ( 46 )

『アルチンボルド展』


 美術館には 夏休みになる前に行っておきたいので
 「梅雨明け」→「暑さが厳しい予想」→「人が少ない」→「連日の美術館」となりました。

 ル・コルビュジェの建築作品として 昨年、世界文化遺産に登録されてから 初めて訪れる西洋美術館です。
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 入場料を払ってでも行きたい と思っていた『アルチンボルド展』ですが
 運よく チケットを 当選してゲットできたのです。
      http://runslowly.exblog.jp/24356122/


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 ハプスブルク家の宮廷で活躍した彼の作品は、ウィーンを始めとして ヨーロッパの美術館で 数多く目にしましたが、
 アルチンボルドの作品は 人気があるので まとめて見ることは難しく、
 今回は「四季」も「四大元素」も 東京に集結するというので 世界でも大変貴重な機会だと言われているそうです。
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 <<>> <<>> <<>> <<>>
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 <<>> <<大気>> <<>> <<大地>>
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 アルチンボルドが これらのユニークな作品を 神聖ローマ皇帝マクシミリアン2世に捧げていることから
 モチーフを集めて人間が出来上がり、それらがときや世界を象徴することで 
 世界を統(す)べる皇帝を称揚するという、高度に知的で洗練された絵画芸術だ といわれていますが
 私には まるでクイズのような「謎解き絵画」のイメージを持っていました。

 ところが 今回は 油彩10数点や素描を中心に およそ100点もの作品が出品されているので
 ユーモアのある絵画の中に 彼の知略のベーシックな部分を見ることができて 勉強になりました。
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 また、会場入口のパネルの前に立つと 自動的に自分の顔をアルチンボルド風に表現してくれる仕掛けがありました。

 行列すること5分程度。
 外人さんも 一生懸命にトライしていました。(右)
 初公開,、、Shinpapaの顔です。(左)
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by saint-arrow-mam | 2017-07-20 09:06 |   美術・スケッチ | Trackback | Comments(4)

『ジャコメッティー展』


 スイスに生まれ、フランスで活躍した20世紀のヨーロッパにおけるもっとも重要な彫刻家のひとりが アルベルト・ジャコメッティーです。

 世界の名だたる美術館に行くと 必ずといってよいほど 彼の作品を見ることができますが、
 東京で彼の作品を、まとめて見ることができるなんて 私はラッキーだと 思います。

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 先日テレビで 阿川佐和子が ジャコメッティーの足跡をたどるために 
 南仏コート・ダジュールにある小さな村 サン・ポール・ド・ヴァンスに行き、
 マーグ財団美術館を始め、ジャコメッティーに繋がる人々を 紹介する番組を見ました。

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 94億円という破格の価格で取引される ジャコメッティーの作品が 
 数十年前には それほど注目されていなかったことが 彼女の目線で暴かれていて面白い番組でした。
 
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 さらに図書館で ジャコメッティーに関する本を読み 満を持して 新国立美術館へ。

 せっかくなので 静かな会場で いろんな角度から作品をしっかり見たいと思い、
 開館15分前に会場に行き、ゆっくりとコーヒーを飲んで、1番に入室。
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 ひと部屋だけ 撮影許可されていましたが、誰もいないので たっぷり撮影させてもらいました。
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<< 頭部 1959年 >>
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<< 女性立像 1959年 >> 
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<< 歩く男 1959年 >>
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 写せなかった作品は絵葉書を購入。
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 展示はマーグ・コレクションが中心でしたが、
 大阪新美術館建設準備室が所有する「鼻」という作品も 見ごたえがありました。

 作品を前面だけでなく横からも後ろからも いろんな角度から見ることができたので
 新たな発見もあり、感動の度合いが大きくなりました。

 早起きして朝一番に行ったことが 功を奏した、、、と自己満足の老夫婦でした。 

by saint-arrow-mam | 2017-07-19 19:23 |   美術・スケッチ | Trackback | Comments(0)

『草間彌生 わが永遠の魂』


 瀬戸内海に浮かぶアートな島として知られる「直島(なおしま)」。

 安藤忠雄が設計した「地中美術館」には 何度か訪れたことがありますが、
 その時、直島で 出会ったのが このユニークな「かぼちゃ」です。

 初めて見たときには 青い海をバックにしているので モチーフは「ウニの殻」かと思いましたが(笑)
 私は この時初めて 「草間彌生」という芸術家の名前を知りました。

 もう 10年以上前の話です。

                     ↓ サイトより
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 そして 最近では、クルーズで大阪に行ったときに立ち寄った「あべのハルカス」。
 向かいのビルの外壁に 彼女の作品を見つけました。

 「かぼちゃ」ではありませんが パッと見ただけで彼女の作品であることがわかります。
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 だって  
 水玉 と言えば 草間彌生
 派手なオカッパ と言えば 草間彌生
 斑点のかぼちゃ と言えば 草間彌生

 かの有名なルイヴィトンとコラボして バッグや靴も出し
 世界的に人気がある87歳の芸術家 草間彌生なんですもの。
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 今や 時の人である彼女の展覧会が 新国立美術館で開催中。

 どんな作品に出会えるのかとても楽しみで ワクワク そわそわ。
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 狙い目の 連休明けの平日の午前中だったはずなのに 入口には すでに長蛇の列。
 しかも 驚くことに 来場者に 外国人がとても多いのです。

 チケット売り場のすぐ横に、出たーーー
 大きな かぼちゃ、、、

 アハハ、 高さが4.5mもある ほぼ球体状の作品を さすがに館内に入れることはできないでしょう(笑)。
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 館内は 当然の事として撮影不可でしたが、1室だけは 撮影可なのです。
 ところが 撮影できるのは「携帯電話のみ」で カメラでの撮影は不可なんです。

 ??????????

 ということで スマホを取り出して 写しました。

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 でも 「前衛の女王」として 本場アメリカの第一線で活躍してきた彼女の実力は 
 これらの作品では 伝えられないのです。 

 写すことができなかった他の部屋に あまりに感動して動けなくなったすばらしい作品があるのです。

 その部屋は 閉じられた空間全体が ひとつのアートになっていて 
 来場者が その空間の中の 迷路のように決められたルートを歩くのです。
 そして空間の中には 無数の点灯する豆電球があり、それらが上下左右の鏡に映ると、
 迷路を歩いている自分が 光に囲まれるのです。
 しかも 次の瞬間に 急に真っ暗になり自分の存在が消える、、そして、、、

 うまく言葉で表現できませんが 驚きと感動が巧妙に計算しつくされた 非現実的な空間なのです。

 最初にみたときの印象と 数分後の印象が変わる、、、
 前衛的な作品は苦手とする私が 彼女の作品に魅かれる理由はそこにあります。
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 植栽にも 水玉模様の布が巻かれています。

 最初は 赤い布が巻かれているだけなので どうってことないように思うのですが
 みているうちに 周囲の新緑に この赤がすごくきれいに映え お互いに引き立てあっていることに気づきます。

 そして 普通の樹木の幹をみると なんとなく物足りないイメージになってくるのです。
 
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 すっかり 草間彌生の魔法にかけられたジージとバーバは
 家に帰って koharuがメモ帳の裏に画いた絵を見つけ 「才能があるかも、、」と大さわぎ。(笑)
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by saint-arrow-mam | 2017-05-10 09:41 |   美術・スケッチ | Trackback | Comments(6)

『写真展とコレクション展』

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「練馬区立美術館」に行くのは 初めてです。


豊洲から地下鉄で 50分かかりますが、
有楽町線(西武池袋線直通)で 乗り換えなしに行くことができます。


東京には 国立、都立の美術館の他に 区立の美術館もあります。

もちろん 旧財閥系の美術館、私企業の美術館、
画家個人の美術館、芸大など大学の美術館などもあるのですから
本当に 恵まれた環境で うらやましくてなりません。




 
「中村橋」の駅から歩いて5分。
 あいにくの雨模様で 肌寒い日ですが 駅近の美術館はありがたいです。

 美術館の入り口は「練馬区美術の森緑地」を通り抜けていくのですが、
 緑地には 面白い動物のオブジェが並んでいます。

 子供にとって これらの動物は美術に触れる入口になるのかもしれませんね。

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 中でも 胴や足の部分が大根をイメージしている馬が ユニーク。
 きっと 「練馬大根」を意味しているのだと思いますが、、、、。
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 美術館自体は 近代的なコンクリート造の建物で 2階部分と3階部分に展示がされています。
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 メインは 「お蔵出し!コレクション展」。 
 約6700点のコレクションの中から、「館長の選んだ作品」と厳選した120点を 展示しています。  
            撮影不可のため 絵葉書より ↓
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 絵葉書になかったので、アップできないのですが、
 奥田玄宋の「妙義赤嶂」は とても見ごたえがありました。

 いつ見ても 彼の赤い色は、不思議なパワーを感じる 魅力的な赤です。
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 また 今回の企画展は「田沼武能(たけよし) 肖像写真展」だったのですが
 正直、私もShinpapaも 初めて聞く名前でした。

 田沼武能氏は 東京都台東区浅草出身。主に世界の現状、子供達の姿を撮影する。東京写真工業専門学校を卒業し、サンニュースフォトスに入社。入社後は木村伊兵衛に師事し1950年に日本写真家協会の設立に参加。1959年にフリーランスとなる。1984年から2014年まで、黒柳徹子のユニセフ親善大使就任後の親善訪問に毎回同行し、様々な子供達の姿を撮影している。
 1975年(昭和50年):第25回日本写真協会年度賞 
 1979年(昭和54年):モービル児童文化賞
 1985年(昭和60年):第33回菊池寛賞
 1988年(昭和63年):第38回日本写真協会年度賞
 1990年(平成2年) :紫綬褒章
 1994年(平成6年) :第44回日本写真協会年度賞
 2003年(平成15年):文化功労者


 ところが 彼の写した肖像写真を見ると 
 その対象人物が 有名な小説家、有名な画家、有名な女優、有名な漫画家
 名前は知っているけど 顔を知らない有名人ばかりなのです。

 へえ、あの小説を書いた00氏は こんな顔だったんだ、
 ほ、ほう、あの美しい絵を描いた00氏は こんな容姿だったんだ、と すっかりミーハー状態。 

            パンフレットより ↓
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 写真の下に 撮影時のエピソードが書かれていたので じっくり読み
 長い時間をかけて 1枚1枚のモノクロの写真を 見て歩きました。

 うーーん、よかったあ。

by saint-arrow-mam | 2017-04-01 06:00 |   美術・スケッチ | Trackback | Comments(4)

『海で逢いたい』2017


 2014年の同じ時期に行き 今回 見せていただくのが2回目になる 写真展 『海で逢いたい』です。
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 会場は 前回と同じ 大崎の「O(おー)美術館」。
 大崎駅に直結した 便利な場所にあります。
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 水中で写すと 自分の身体が波に揺れて カメラをコントロールしにくいはずですが
 アップでクリアに写せていることに 毎回 驚かされます。

 前回も 素敵な作品がたくさんありましたが、
 今回は 愛好家の方らしい作品の他に プロらしいハイレベルな作品が多く展示されていました。

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 それだけに プロの方が使われる「水中カメラ」とは どんなものなのか?見てみたい気がしました。

 絵画展に 実際に使った絵の具や筆が置かれていないように 
 写真展に 撮影に使ったカメラが展示されることはない と思いますが、
 「海中」という特殊な世界の写真展なので 
 (難しいとは思いますが)会場で 実際に撮影に使われた特殊なカメラが展示されていたら 
 あるいは そのカメラ自体の写真があれば 見たかったなあ、、と思いました。

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 神戸に続いて 東京でも写真展を開催された 写真展 『海で逢いたい』。

 今回も 絵葉書の売り上げを 東日本大震災の被災地に寄付されるそうです。

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by saint-arrow-mam | 2017-03-29 15:53 |   美術・スケッチ | Trackback | Comments(4)

『日本画の教科書』京都編


 今日から寒くなる、、、はずが それほどでもなく 絶好のおでかけ日和。
 恵比寿にある 山種美術館にでかけました。

 山種美術館は 2部屋しかない 小さな美術館ですが、毎回、コレクションの内容が濃くて
 大きな感動をもらえる貴重な美術館です。

 前回の『奥村土牛展』と同様に 今回も「開館50周年記念特別展」の企画として、
 山種コレクションの名品選だったので 非常に見ごたえがありました。

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 「東の大観、西の栖鳳」と言われる 竹内栖鳳や上村松園などが誕生したのは「京都」で
 さらに彼らを師と仰ぎ「京都」で活躍していた画家たちの珠玉の名品を 
 「東京」でみることができるなんて、、、お江戸は恵まれているなあ。  

 日本画家が描く動物画が好きな私は 栖鳳の「班猫」(重要文化財)を前にして
 毛の1本1本を細部まで確かめるように見ていると 感動して絵の前から動くことができなくなりました。
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 切手や教科書等、様々な場面で 目にしたことがある作品が勢ぞろいしている 山種コレクションは 
 確かに「日本画の教科書」と題された通り、日本の近代絵画を語る上で欠かせない名画ばかりなのだと思います。

  左:山元春挙 「火口の水」    右:西村五雲 「白熊」
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  左:橋本関雪 「霜の朝」     右:上村松園 「牡丹雪」
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 そして Shinpapaが 気に入った  竹内栖鳳の「鴨雛」です。

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 どの絵も 絵葉書を買って帰りましましたが、
 今回 なぜか 上村松園 「牡丹雪」だけは 直接 撮影することが許可されていました。
  (暗いので うまく写せませんでしたが、、、、)

 平日の午前中、、、人の少ない時間を狙っての 美術館。
 久しぶりに ゆったりとした気持ちで 過ごすことができました。 

by saint-arrow-mam | 2017-01-11 16:30 |   美術・スケッチ | Trackback | Comments(4)

『ヴェネツィア ルネサンスの巨匠たち』


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国立新美術館で 『ダリ展』と同時開催されている『ヴェネツィア ルネサンスの巨匠たち』。



昨年の9月に ヴェネツィアに行ったときに 訪れた「アカデミア美術館」の所蔵する作品に もう一度会えるなんて、、、。


ヴェネツィアでは時間が無くて 駆け足で見たので、今度はゆっくりと見て歩きます。


「アカデミア美術館」は 教会を改築した小さくて古い美術館ですが、ヴェネツィア派のコレクションは 世界最大と言われています。




「ダリ」の作品を見た後だけに 目や右脳を裏表に180℃ひっくり返すような感覚ですが
 やさしい表情の人物画に 安らぎが隙間にすっと入り込んでくる心地よさを感じます。

 絵画は こうでなくてはならない、こんな描き方が正しい、、、というのが いかに愚かしい事か 
 2つの美術展を続けて見て 改めて思いました。


 展覧会概要より

アカデミア美術館は、ヴェネツィアの美術アカデミーが管理していた諸作品を礎として、1817年に開館しました。14世紀から18世紀にかけてのヴェネツィア絵画を中心に、約2000点を数える充実したコレクションを有している。ルネサンス発祥の地であるフィレンツェの画家たちが、明快なデッサンに基づき丁寧に筆を重ねる着彩、整然とした構図を身上としたのに対して、ヴェネツィアの画家たちは、自由奔放な筆致による豊かな色彩表現、大胆かつ劇的な構図を持ち味とし、感情や感覚に直接訴えかける絵画表現の可能性を切り開いた。
本展では、ジョヴァンニ・ベッリーニからクリヴェッリ、カルパッチョ、ティツィアーノ、ティントレット、ヴェロネーゼまで、名だたる巨匠たちの傑作が一挙来日。また、ヴェネツィア盛期ルネサンス最大の巨匠ティツィアーノが晩年に手がけた祭壇画の大作、《受胎告知》(サン・サルヴァドール聖堂)が特別出品されている。


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 こちらも ダリ展と同様に 撮影不可。
 現地では撮影できる絵画が 日本に来ると撮影禁止になるのは なんでかなあ?
 

by saint-arrow-mam | 2016-09-24 06:01 |   美術・スケッチ | Trackback | Comments(2)

『ダリ展』


 ダリの絵は特徴があるので あちこちの美術館で目にすると 記憶に残り
 一度見たら忘れることができません。 

 でも サルバドール・ダリという画家の人間性や私生活などについては 良く知らないので 
 「ダリ展」に行く前日に 図書館で「美術手帖10月号」を読みました。
 結果は 読まない方が良かったかなあ、、、というくらいショッキングな内容でしたけど、、、085.gif
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 今まで見過ごしていた 何かを感じることができたら嬉しいのですが、、。
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 あいにくの雨模様。
 それでも 混雑していているかもしれないと予想して、午前中はジムへ行き、夕方から出かけます。
 うれしいことに 国立新美術館には 地下鉄の乃木坂駅が直結しているので
 地下鉄豊洲駅から一度も傘をさすことなく 館内へ入ることができます。
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 ところが 夕方というのに 混雑していて 絵に近づくことができません。
 ダリの人気は 相変わらず すごいです。

 ちなみに 左と中央の作品は 奥さんの「ガラ」がモデルです、、、、
   と 美術手帖に書いてありました。(笑)

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 パンフレットの解説より

20世紀美術を代表する芸術家として 幅広い世代に人気のあるサルバドール・ダリ。
1929年に 彗星のようにパリの美術界にデビューを飾って以来、シュルレアリスムを代表する画家として、また、現代アーティストの先駆けとして、今日でも全世界の多くの人々を魅了してやまない芸術家である。
わが国では 約10年ぶりの回顧展となる本展には、ガラ・サルバドール・ダリ財団、サルバドール・ダリ美術館、国立ソフィア王妃芸術センターという世界の3つの主要なダリ・コレクションに加え、日本国内からの重要作品が揃っている。 油彩のほかドローイング、オブジェ、ジュエリー、書籍、映像など焼く250点の多様な作品で構成する 日本では過去最大規模のダリ展。

 展示作品の説明によると
 ダリは 友人のルイス・ブニュエルと 映画≪アンダルシアの犬≫を共同制作し、
 アルフレッド・ヒッチコック監督作品≪白い恐怖≫の幻想シーンの演出も務め、
 さらには ≪デスティーノ≫という短編アニメーション作品で ディズニーとコラボレーションしています。

 今回の「ダリ展」で一番面白かったのは これらの映像を含め
 シュルレアリスムの作家というだけにはとどまらず ジャンル横断的な創作活動を展開している
 天才芸術家ダリの多彩さを 垣間見ることができたことです。

by saint-arrow-mam | 2016-09-24 06:00 |   美術・スケッチ | Trackback | Comments(2)

上野で 美術館めぐり


 上野の東京都立美術館で開催中の『ポンピドゥー・センター 傑作展』と
 東京国立博物館で開催中の『古代ギリシャ』を見に行きます。
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 あいにくの雨模様で 湿度が非常に高くムシムシとして 出かけるには最悪、、、
 ということは 
 美術館が空いているかもしれない、、と出かけたのですが、東京ではそうはいきませんでした。
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    << ポンピドゥー・センター 傑作展 >>

 フランスを代表する近現代美術館の殿堂、ポンピドゥー・センターのコレクションの中から
 ピカソやマティス、デュシャン、クリストなど誰もが知る巨匠の傑作が集められています。

 今回は 1906年から1977年までのタイムラインを「1年1作家1作品」で展示しているのですが
 その展示空間をデザインしたのが パリを拠点に活躍している新進気鋭の建築家 田根 剛氏。
 彼が作り出した作品の魅力を際立たせる 独創的な展示空間も 楽しむことができて非常に愉快でした。

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 余談ながら
 10年前に 学生だったShinと2人でパリに行ったときに 
 彼の希望で 「ポンピドゥ―・センター」を訪れました。

 でも 建物があまりにユニークな外観だったので、彼も私も 「改修工事中」だと思って
 中に入ろうかどうしようか迷いました。037.gif

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     << 古代ギリシャ 時空を超えた旅 >>
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 全325件のうち 9割以上が日本初公開で 国内史上最大級のギリシャ展。

 ギリシャ国内40か所以上の国立博物館から厳選された古代ギリシャ時代の作品を
 映像を含め 随所に工夫をこらし、見ごたえのある展示をしています。

 特に オリンピックを意識してのことか
 オリンピックの原点との言える競技者の像や壺の展示コーナーは とても面白くて
 多くの人が立ち止まって、楽しんでいました。

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 古代ギリシャの美術品は 大英博物館やルーブル美術館で見る機会がありましたが
 海外の美術館が所蔵しているのが「オリジナル作品」で、
 当のギリシャには 「レプリカ」しかない、といわれています。
 哀しいことです。 

by saint-arrow-mam | 2016-09-15 06:00 |   美術・スケッチ | Trackback | Comments(10)

梅雨の日のおでかけ

 雨が 降りそうで 降らない、、、
 黒くて 重そうな雲に覆われた モヤモヤした日が続いているので 気が滅入りそうです。
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 丸ノ内の「出光美術館」が 開館50周年記念で「美の祝典」という企画展を開催中。

 日本画には 詳しくないのですが (洋画にも詳しくないですが、、、)
 国宝「伴大納言絵巻」などが 10年ぶりに特別公開されていますし
 この機会に 私にとって3つ目の「風神雷神図屏風」を見に行くことにしました。





 以前 京都の建仁寺で見た 俵屋宗達の「風神雷神図屏風」 (原画は京都国立博物館にありますが、、、)
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 以前 東京国立博物館とひろしま美術館で見た 尾形光琳の「風神雷神図屏風」
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 そして今回見た 出光美術館所蔵で 江戸琳派の大成者 酒井抱一の「風神雷神図屏風」
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 3双を並べてみると その違いは良くわかりますが、
 現場でバラバラに見て どこがどう違うのかと言われると 残念ながらイメージでしかわかりません。

 説明文より 
   天部の神である風神と雷神を描いた屏風。
   このユニークな図様の原案は、言わずと知れた宗達の国宝「風神雷神図屏風」(京都・建仁寺蔵)にある。
   宗達は弘安本系「北野天神縁起絵巻」の清涼殿落雷の場面から神々の姿を引用し、 金地の大画面にこの  二神を解き放ったのだった。
   まず光琳が宗達本を模写し、さらに抱一が光琳本を模写した。抱一は風雷神の位置や、雲の動態に変化を加えている。
   また神々の表情にも通俗で人間的な親しみやすい雰囲気が見て取れ、恐ろしい異形の神が、抱一らしい軽快な二神に生まれ変わっている。 

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 さらに足を伸ばして ちょっとだけ中国の文化に触れることに。

 二胡の音色は いつ聞いても 心に滲みます。
 たまたまオカリナで習った「蘇州夜曲」をソロ演奏されたのですが、微妙な音の滑り方が参考になりました。
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 二胡の生演奏をBGMにして NHKの中国語講座の講師が 漢詩を朗読するというイベント。
 漢詩も日本語で読むのと異なり、中国語の流れるような抑揚が まるで音楽の様でした。
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 太極拳も含め 中国の文化だけは 好きなんだけどなあ、、、
 楽しいことをしていると 時間があっという間に過ぎていきます。
by saint-arrow-mam | 2016-06-30 06:00 |   美術・スケッチ | Trackback | Comments(4)