ひろしま美術館へ 

 ウォーキングを兼ねて、平和公園を抜け、「ひろしま美術館」へ。
 今日から「セーヌの流れに沿って」という企画展が始まりました。
ひろしま美術館へ _d0174983_1923524.jpg


 モネが、セーヌ湖畔に作った芸術村シヴェルニー。
 有名な睡蓮の池もこの村の中にあります。
 そこに住んでいた多くの画家たちが、描いた作品を
 昨年暮れ、東京のBunkamura美術館で見ました。
           http://runslowly.exblog.jp/12537378/

 今日は、そのシヴェルニーのモネの作品を初め、
 さらにセーヌ川の上流にかけての景観を描いた、シスレー、ルノワール、
 ルソー、黒田清輝、藤田嗣治などの作品を見ることができ、
 2つの美術館の企画が私の中で、つながりました。

ひろしま美術館へ _d0174983_19411280.jpg


 集められたのは、19世紀半ばから20世紀にかけての作品が120余点、
 セーヌ川の上流からノルマンディー海岸に注ぎ込むまでを、5つの地域に分け、
 その流れに沿って展示されていました。

 Bunkamuraもそうでしたが、
 同じ地域、同じ景観を、さまざまな画家が描いた作品。
 それを並べて展示してあるので、自分の感性で比較できるという面白い企画でした。

 いつもなら、美術館の喫茶店でケーキとコーヒーを戴いて帰るのですが、
 今日は 家でお善哉を食べてきたので、寄らずに帰りました。
by saint-arrow-mam | 2011-01-04 08:23 |   美術・スケッチ | Comments(4)
Commented by okadatoshi at 2011-01-04 08:49
ありきたりの教科書的な平板な展示と異なり企画展は比較される作品群によって両者の魅力が引き立ちよりパワーが感じられるものがありますね。
過去の企画展でよかったものは、国立博物館で開催された「対決・巨匠たちの日本美術」です。
http://www.asahi.com/kokka/master/#top
このときは半日同館にいました。
パステル調のモネやルノアールも見やすいですが、この時代では日本の画家で西洋の絵画手法を驚きとともに貪欲にとりいれた画家たちが好きです。
個人的にはブリューゲルの毒のあるy版画に魅せられます。
広島に行ったときに行く場所がどんどん( ..)φメモメモです。
Commented by ニャン at 2011-01-04 09:04 x
shinmama様

明けまして おめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い致します。

昨夜、旅行から帰って来たのですが
今日、明日と1泊で又、出かけます。^^
昨夜、今朝と皆様のブログを流し読み・・・^^;
戻ってきて、通常の日々になったら
ゆっくり拝見させていただこうと思っています。^^
Commented by shinmama at 2011-01-04 10:32 x
okadatoshi様
 日本人の画家達が、次々にフランスに渡り、
 ルーブル美術館で模写に没頭したり、
 フランスの美しい景観を描いていたのもつかの間、
 戦争が始まり 皆、やむなく帰国した、という時代。
 
 okadatoshi様がおっしゃるように
 西洋の絵画手法を取り入れようと
 貪欲に勉強していた日本の画家たちには、
 精神的にも、経済的にも非常に厳しい環境であったのだと 思います。

 広島の一銀行が作った小さな美術館ですが、
 新春にふさわしい良い企画展だったと思います。
Commented by shinmama at 2011-01-04 10:35 x
ニャン様
 あけまして おめでとうございます。
 今年もよろしくお願いいたします、、、と
 アレレ、またお出かけなのですね。

 気をつけて行ってきてくださいね。
 お忙しい中、コメントありがとうございました。


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