東欧の旅 6 (ウィーン~チェスキークルムロフ その1)

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  昨日は、感動しすぎて、夕食の画像を忘れておりました。
  画像じゃなくて、夕食を食べること自体を忘れるようになれば
  痩せられるのに、、、残念。

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 いよいよウィーンともお別れの朝です。涙雨が降っています。
 
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  もう一日、もう一日でいいから ここに残りたい、、、。
  よーし雨が降っても、朝の集合時間が早くても、朝の散歩には行くぞーー。

  心なしか、バイキングの朝食の量が、だんだん増えているような気がします。
  おお!!  元気な証拠だ!!

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 ブダペストで見たドナウ川は、ドナウ運河となってウィーンを流れています。
 「美しき青きドナウ」を聞かせていただいた私としては、ドナウ運河に挨拶をせずにはこの地を去れません。

 一歩外に出た途端に、強風で傘がひっくり返りました。
 つれあいの目が「止めようよ」と言っていますが、見ぬふりをして さっさと歩きます。
 
 ドナウ運河に背を向けてコインを投げたら、またウィーンに来ることが出来るでしょうか?

   Auf Wiedersehen Wien

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 ウィーンの「地上の星」・・・今一つデザイン性がないなあ。

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 ウィーンの「壁の星」

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 今日は8:30に集合して、チェコに移動します。
 プラハに入る前に、「世界で一番美しい街」に1泊します。

 バスは高速道路を走り、途中ドライブインに寄ると 「ホワイトアスパラ」がありました。
 本当に美味しかったなあ、あのホワイトアスパラの料理、もう一度食べることはできないかなあ、、。

 買いたい、でも買えないので、写真だけでも
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 一般道路に降りると、景色はのどかな田園風景になります。菜の花がやはり美しい。

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 無人の国境を越えて、チェコに入りました。
 チェスキークルムロフは国境から近い位置にあるのですが、「世界一美しい街」とはどんな街なのでしょうか?
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 街の中は許可された車以外は、入ることを禁止されています。
 
 まずは街の中のレストランで、郷土料理のお昼ご飯。
 ブダペストでは、『ハンガリーワイン』で、ウィーンでは『オーストリアワイン』で、
 そして、チェコではなんといってもビールをいただかなければなりません。
 
 だって、チェコは、1人当たりのビールの消費量が世界一なのですから、、、。
  (地ビールについては、うんちくたらたら 別にまとめます)

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 チェコの通貨は「Kc チェココルナ」です.
 両替屋さんがたくさんあるのですが、悪質なものが多いそうで、良心的なお店を紹介してもらいました。

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 目安は、1Kc = 5円です。ブダペストのFt と逆ですのが、
 ユーロに続きまた計算が変わるので、お買い物をされる方は、頭の整理が大変そうでした。

 チェスキー・クルムロフ上は、プラハ城に次ぐ、チェコで2番目に大きなお城です。
 外壁が「スグラフィット技法(だまし絵)」で彩色されているのが特徴です。 

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 壁を削って色の違う下地を表に出して それを模様にするという工法です。

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 内部の撮影は許可されていませんが、お城の窓から外を撮るのは よいそうですので。
 
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 このお城は自然の力で曲がりくねったヴォルタヴァ川が、お堀の役目を果たしています。

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 領主が変わるたびに西へ西へと増築され大宮殿となったそうで、見学ルートも西へ西へ。
 ここのお決まり写真は、この穴から写したこの写真のようなので、記念に。

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 この山には昔、熊がいたので守り神として 今でも城内で熊が飼われています。
 明日は、二人で山に登ることにしていますが、、、、本当に熊はいないのですね?

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街の中心にあるスヴォルノスティ広場です。(パノラマ加工、クリックで大きくなります)

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 石畳の道は、ベビーカーの乗り心地も悪そうです。

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 今宵のお宿『ルージェ』は、かつてイエズス会の学校だった建物を利用したホテルです。

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 壁はやはり スグラフィット技法で彩色されています。

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 お部屋も広くはありませんが、なかなか趣がある設えになっています。

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 夕食までのわずかな時間も、じっとお部屋にいることが出来ない二人は早速、散策に出かけます。

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 やわらかな葉の緑と、花がこの街に映えます。

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 美しいヴォルタヴァ川岸へ降りて行きます。

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 先ほど橋の上から緑の写真を撮った橋は、石造りの立派な橋だったなんて、
 違った角度から見ると、新たな驚きがあるものですね。

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 今夜はホテルで夕食をいただきます。
 チェコの代表的な料理の1つ クネートルキ(中央)です。
 
 ブダペストで食べた「グヤーシュ」も美味しかったのですが、それとは異なり、
 パプリカが使われていないので 美味しいビーフシチューの感じです。

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 ホテルのバルコニーに出てみると、広く視界が開け、山も見えます。
 明日は、早朝に二人であの山に登り、この街を見下ろす予定です。

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 日が長いこの国では、8時を過ぎても明るいので、散策好きにはたまりません。
 夕食後は、三脚をカメラに着けて、出かけます。

 人一人がやっと通れる路地に なんともいえないノスタルジーを感じます。

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 ツアーの方が口々に「この街が一番良い。ここに来れて良かった」と話をされていました。
 その国々の首都を2つ経験して、そろそろ緑が恋しくなったのかもしれませんね。


 時系列で写した「チェスキークルムロフ城」とビールの話からは次回へ。

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by saint-arrow-mam | 2011-05-16 00:00 |   東欧 | Comments(4)
Commented by okadatoshi at 2011-05-24 19:21
拡大するとかなり大きくなりますね。
リサイズしないでトリミングだけでしょうか。
カメラの良さもわかります。
お食事も、一般のツアーよりもいいのでしょうね。

今日も堪能させて頂きました。
Commented by Hiro at 2011-05-24 19:24 x
第2次大戦中、ナチスの支配下にあったこの街、そしてクルムロフ城が司令部になって、ここの塔に卍旗が揚がっていた様子の写った絵葉書を現地のショップで見ました。
戦後荒廃した城や街並みをそっくり中世に復元、その姿を見て感激しました。城内のカラクリ仕掛けのある劇場をご覧になりましたか?
この街で、孫の土産にからくり人形を買いました。今でも気に入っているようです。
shinmamaさまが広島を発たれたあと、遅くなってからの書き込みでしたが、この近くにあるテルチ
http://www.telc-etc.cz/telc/?lang=EN
を載せたのでした。完全自由行動ではなかったので、足を伸ばされることは出来なかったでしょう。テルチも 「ここに来て良かった」 の世界遺産の街。

私もスグラフィータに驚き、実際手で触って確かめました。
さて、その2ではこの城の詳細な紹介やピルスナーの話題が出るか。 楽しみ 楽しみ!
Commented by shinmama at 2011-05-24 20:33 x
okadatoshi様
 写真を640×640か800×800、場合によっては400×400に縮小しています。
 カメラで写す時に大きなサイズ過ぎるのでしょうか?
 ほとんど1枚が2000×1500程度の大きさがあります。

 最高を3Mに設定しているのが大きすぎるのでしょうか?

 ツアーの方に送るときにメールに添付したら大きすぎますよね。
 縮小して送った方がよいでしょうか?

 食事が付いていないときは、添乗員さんがレストランに案内してくれて、何から何までお世話をしてくれて実費です。

 ツアーに食事がついているときは、気の利いた地元のレストランという感じで、ドレスアップをするほどではないという感じです。

 基本的には自由時間の食事は付いていないのでバラバラです。
 でも今回は7名ですので、一緒に食べましたけど、、、。

 食事も旅の楽しみの一つなので、
 私は中華や日本食は食べたくないと思うのですが、
 年齢的にそうは言えない人もいますし、、。

 でもそれぞれに案内してくれますから安心です。
Commented by shinmama at 2011-05-24 20:47 x
Hiro様
 ここでの自由時間は翌日の午前中のみでしたので、
 残念ながら他の街を訪れることはできませんでした。

 複雑な歴史を抱えた街であるとの説明を受けましたが、
 愛想が無いように感じる住民の性格はそのあたりが
 影響しているのかもしれませんね。

 私の自由時間は、
 リュックを担いで丘を越え、山を歩き、汗をかいて、、、
 これでは広島にいるのと変わらない旅行ですね。(笑)
 


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