ずーーーーーーーーーーと 見たいと 思っていたものに会えたので 今の私は 非常にハイテンションです。
落ち着いて 落ち着いて、、、
あいにくの雨ふりでしたが、上野の森に 出かけました。
最初に訪れた 「東京国立博物館」 は 今までに何度か訪れたことがあるので、中を ざざざ と見て回り、
10月26日から 一般公開されている庭園を 歩くことを目的としました。
お庭には 点々と 古い由緒あるお茶室などが 移築されているのですが、
思ったほど広くなく 建築物の保存状態も悪いので 足早に 出てしまいました。
はやる心で向かった先は 隣の「国立
科学博物館」 です。
(似たような 名前で ややこしいこと)
脇目もふらず 直行したのは 和時計最高の傑作といわれる 400日巻きの複雑精巧な「万年時計」です。
「からくり儀右衛門(ぎえもん)」 あるいは 「東洋のエジソン」と よばれた田中久重(ひさしげ)が
1851年(嘉永4)に完成させ、久重が自鳴鐘(じめいしょう)と名づけました。
国立科学博物館の「自鳴鐘(じめいしょう)」は オリジナルですが、
この複製が
東芝科学館に 展示されていて 複製は実際に動いているようです。
つい最近まで 「万年時計」について 全く知らなかったのですが、
先輩ブロガーに その存在を 教えていただいてからというもの
見たくて見たくて、、、、、、、やっと 会えた という感慨の対面でした。(笑)
平成18年度に重要文化財に指定された 貴重な展示の足元に置かれた説明書きには
以下のように書かれています。
江戸末期から明治初期に活躍した田中久重が、その持てる技術の全てを傾注して制作した和時計の最高傑作。不定時法に合わせた割駒式文字盤などの各種表示や 太陽や月が自動運行する天象儀が備えられ日本独自の創意工夫が随所にみられる。また当時の職人らにより、意匠的にも美術工芸的にも優れたものとなっている。
「自鳴鐘」の周りを グルグル何回も回り、覗き込んでは カメラ撮影を試みましたが
悲しいことに ガラス越しなので ほとんどが ボツでした。
「彫金」や「透かし彫りの飾り柱」
「螺鈿(らでん)」や「蒔絵」
「台座の七宝飾り」
こうなれば東芝科学館で動いている 複製の万年時計も 見たいものです。
国立科学博物館では この他にも キャーーーーと 声をあげたくなる展示に
たくさん出会ってしまいましたので、明日も明後日も 続けてまとめます。