第1811回 NHK交響楽団定期公演

 渋谷に来るのは 久しぶりですが、来るたびに面白い建築物が建ちならび
 街は 近未来都市の様相を醸し出しています。
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 昨日に続いて 今日は N響の定期公演に。
 クラシックが苦手なShinpapaを 2日もコンサートにつき合せては気の毒なので
 今日は 私 1人です。
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 マエストロは 「ステファヌ・ドゥネーブ」。

 彼は 2011年からシュトゥットガルト放送交響楽団の首席指揮者を務め、
 2014年9月からフィラデルフィア管弦楽団の首席客演指揮者を兼務。
 2015年9月にはブリュッセル・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者に就任するなど、
 まさに世界が注目する気鋭の指揮者です

 彼が いかにすばらしいマエストロであるかということは サイトで調べると よくわかるのですが
 NHK交響楽団との初共演に際して 彼が選んだのは 母国であるフランスの音楽でした。

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 NHKホールは古く 耐震性は非常に悪そうなので、それがちょっと不安ですが、
 N響の演奏は 最初の1音から感動、、、ただ感動。
 響いてくる音が どのオーケストラとも 比較にならないくらい 美しい!!
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 2曲目の ラロの 「スペイン交響曲 二短調 作品21」は 初めて聞く曲です。

 この曲は ヴァイオリンの非常に高度な技巧を必要とする というのですが 
 ルノー・カプソンの演奏はいかに?
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 まずは アランドロンを思わせる 甘いマスクに うっとり。(笑)
 
 そして その音色のやさしさに またまた うっとり。

 音を滑らかに繋いで ソフトに また時に 歯切れの良いタッチで、、、
 素晴らしい演奏でした。

               

 夢見心地で 帰路につき
 ひさびさに 充実した週末が 終わってしまいました。
by saint-arrow-mam | 2015-06-07 20:32 |   コンサート | Comments(2)
Commented by TanMatsui at 2015-06-07 21:11
時も同じく このコメントを書きながら、今夜は NHKクラシック音楽館 バイグレ指揮の
「田園」 を聞いています。 10時半頃からはマイスター ジンガーがあるようです。

が、私の昨夜の広響のこともあり、矢張り生の演奏は素晴らしい。お江戸では
色々な演奏会が聴けて 羨ましいです。
Commented by shinmama at 2015-06-07 22:20 x
Hiro様

平日のチケットは 比較的手に入りやすいのですが、
臨託があるので 土日のコンサートしか行くことができないのが ちょっと残念です。

せっかくなので東京にいる間に 1回でも多く生演奏を聞きたいと思うのですが、
相棒に その趣味がないのも ネックなんです。(笑)

今年の広響の「平和の夕べ」は 絶対に聞きたいと思っているアルゲリッチですね。
広島なら S席でも 6、500円ですが 
8月11日に 東京で広響が同じプログラムで演奏するときには
C席でも 8,000円となり、S席だと15,000円もします。
なんとも 羨ましいです。


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