吉田(阿吽)旅人 コンサート (4)

 前回から、9か月が過ぎました。
 その間に 体調を崩され、コンサートで思うように声が出せなかったというお手紙をいただき、
 心配をしながら出かけました。

 吉田氏のコンサートの情報は ホームページ 『吉田旅人の世界』 でチェックできるので 大変便利です。

                   ( ↓ ホームページより )
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 コンサートは いつも同じ日暮里サニーホールで行われ、
 豊洲 〜(有楽町線)〜 有楽町 〜(JR)〜 日暮里 で 45分で行くことができます。

 開演15分前に着くと すでに 吉田氏のピアノ演奏が始まっていて驚きましたが
 「入場してよい」 との張り紙がしてありましたので こそっと入りました。

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 ピアノ演奏が終わり、退場されるお姿を拝見すると とてもお具合が悪そうで 
 正直、大丈夫だろうか 無理をされているのではないかしら と不安でした。

 ところが 再度 伴奏者の山田氏と一緒に登場し、歌い始められると
 圧倒されるほど声に伸びがあり、艶のある美しいバリトンの声が 室内に響きわたり
 彼のどこに これほどのエネルギーが隠されているのだろうか と不思議に思いながら聞き入りました。

 今回 歌ってくださったのは 「イタリア歌曲」。

 運よく 先月イタリアに行ってきたばかりなので 
 挿絵やイタリア地図、説明に出てくる地名などには 敏感に反応しましたが、
 歴史に弱く 歌曲の時代的な背景に疎いので 説明文を なんども 読み返しました。
 
 いつものように 吉田氏独特の呼吸法に魅了されながら イタリア歌曲を堪能しましたが
 フーゴーの歌曲には 大胆な転調があり 難解な曲もありました。

 でも 山田氏のピアノ演奏と 息がぴったりと合っていて 
 ひさびさに 心地よい時間を過ごすことができました。
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by saint-arrow-mam | 2015-10-21 09:06 |   コンサート | Comments(2)
Commented by okadatoshi at 2015-10-21 13:19
4回も聞きにいって頂きありがとうございます。
吉田氏は、高校時代は音楽部で隣接する美術教室に私はいました。
静かな環境が欲しい美術部にとっては天敵関係でしたが(笑
今は彼の応援ホームページを作っている関係です。
4月の鳥取、京都公演も毎回これが最後の気迫で続けています。

権威を振り回すものが嫌いで、本来の彼の学歴と業績なら
大学教授になり高額のレッスン料で楽な暮らしを望めるのに
真反対の立ち位置で、70を超えてなお現役の声楽家として
信念を貫いています。

半年前に会場の借用ができるので、11月に入れば
京都公演の準備が始まります。
Commented by shinmama at 2015-10-21 15:27 x
okadatoshi様

広島にいては 聞くことができないので 今がチャンスと 聞かせていただいています。
不定期に開催されるコンサートの情報を知ることは 難しいので、
HPで 紹介をしていただき 感謝しております。

毎日の発声練習はもちろんのこと コンサートに合わせての体調管理、山田氏との打ち合わせなど 
コンサート当日に至るまでの肉体的、精神的なご負担は 小さくないはずですが
強い信念をお持ちの方は エネルギーが枯渇しないのでしょうね。

見るからに温厚で周囲を和ませるのがお得意そうな吉田氏ですが
コンサートの際に配布される 説明冊子を拝読すると
音楽界に対する 彼のぶれない信念の一端がわかりますね。


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