農園 事業化

 リタイア後 趣味で農園を始めた知人が
 毎年、どんどん農園の面積を増やし、今では 第1農園から第3農園まで所有し
 今では 収穫した作物を袋詰めにし、JAを通して ふれあい市場に卸すまでになっています。

 「販売されている」と聞くと ホイホイと野菜をいただくことに対して 気が引けるのですが
 規格外の野菜などが たくさんできるのだから
 「取りにおいで、取りにおいで」と声をかけてくださいます。

 厚かましくも久しぶりにお邪魔して積もる話をして 新鮮なお野菜をいただいて帰りました。
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 そもそも研究熱心な彼ですが、昨年 奥様を亡くしてからというもの
 ストイックに農業に打ち込むようになっていました。
 野菜をどの時期に卸せば 高値が付くかなどをいろいろ勉強し 工夫し 知恵を絞っています。

 トマトも 収穫の時期をずらすために 一度に植えず、
 1ウネごとに 苗の植え付けの時期をずらすそうです。

 収穫が忙しい時には 人を雇うというのですから すでに事業化してます。
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 家に帰って 早速 調理、、といってもサラダですけど、、、。(笑) 

 毎日、日の出から日没まで 畑で体を動かし 料理も家の掃除も完璧にこなす彼は
 ぼっちの生活になっても GSM(元気 そうに 見えます)。
by saint-arrow-mam | 2016-05-03 06:00 |   友人 | Comments(4)
Commented by よし坊 at 2016-05-03 12:30 x
家庭菜園も其所までやりますか!!正に第二の生き甲斐ですね。趣向を凝らし重ね、ボケも遠慮して来ないことでしょうね。
Commented by okadatoshi at 2016-05-03 12:59
ボッチ生活をストイックに生き、趣味の領域を超えて農作業の出荷ですか。
男の美学を感じます。

朝のトレーニングジムで顔見知りになった方は、48年連れ添った奥様を最近なくされ、先日やっと納骨を済ませたという話にをされていました。
長谷寺と室生寺に行った話をすると、「家内といったころは~」。
「亡くなる前に家内は『あんたは優しいから、一人になったらコロリとだまされるから気を付けるよう』にと言われました。」
など、会話のキャッチボールの中に奥様の思い出が出てきます。

今は健康ですがやがていずれかがの別れがきて、その次には病と対峙する時期が等しくやってきます。
いまのところ、二人とも年齢にしては健康で共通の趣味の山登りをしていますが、将来のことをあれこれ悩むよりも今をどう自然体で過ごすかを大切にと思うこのごろです。

私が残ればストイックにはいきられそうにないなぁ。
ジタバタとつれあいの思い出を書かないように心しよう。
Commented by shinmama at 2016-05-03 15:10 x
よし坊様

リタイア後に 趣味の範疇で家庭菜園としてスタートされたころから知っているのですが、
軽トラックを買ったあたりから、あれれ?本格的にされるのかな?と思っていました。
今では 大きな耕運機までありますけど、、、。(笑)

現職時代の技術を生かして、山の水を各農園に引き込む工事も 
道具を収める小屋を作る工事も 植物用の温室も 自分ですべて設営されるので
材料費だけで済む、、とおっしゃっていました。
毎日を精一杯生きていらっしゃる姿が素敵な方です。
Commented by shinmama at 2016-05-03 15:46 x
okadatoshi様

奥様が菜園に来たことが一度もなく 彼の趣味に一切かかわらなかったので
農園に 奥様の思い出がないことが 救いのようです。
作業をしていて 思い出が重なると つらいことがありますものね。

蛆(うじ)がわく といわれる男性のボッチ生活ですが、
彼は単身赴任も経験し、自分のことは自分でできるので 子供に頼ることはなく 
ストイックに生きがいを持って生活をしている姿は かっこいいと思います。
(逆に 亡くなった奥様のことを女々しく話す男性も 個人的には好きなのですけど、、、。笑)

お江戸では 朝も昼も夜も旅行に行っても ずっとshinpapaと一緒にいるので、
shinpapaが帰広したあと お江戸でボッチ生活になると「孤独感」を非常に感じます。
もし将来、私が残ったら これがずっと続くのかあ、、、と思うと 辛いものがあります。
であれば、今のうちにshinpapaをもっと大切にすればよいのですが、これが結構難しいのです。(笑)


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