その会社のポスターが面白いとブログにアップした『IHI』のビルは 豊洲にあります。
25階建ての高層ビルのすべてが IHI関連企業なのですが、
そのビルの1階の広いアトリウムで コンサートが開催されるのです。
日本でも 大企業は欧米のように
社会貢献をすることが 当然視されるようになりましたが
ともかく 地元に住んでいる人間として ありがたくその恩恵を受けることにしました。
今回は
東京フィルハーモニー交響楽団に所属している8名の管楽器奏者が
無料で 管楽アンサンブルを聞かせてくれるというのですから 願ってもない ありがたいチャンスです。
撮影が許可されていないのが 残念ですが、開場10分で早くも400席の椅子が満席になり、開演時には100名程度の立ち見(立ち聞き?)がでる状態。
ベビーカーに乗った赤ちゃんから車イスに乗った高齢者までの幅広い年代の人達、
普段着で来た近所の人(私)から仕事帰りに立ち寄ったと思われるスーツ姿の人まで
観客はまちまちです。
演奏する仮設の舞台の後ろに とてつもなく大きなスクリーンがあり、演奏している人を プロのカメラマンが写し
後方の席の人にも 見えるような配慮が心憎いです。
演奏曲目は
♪ ウォルタイム・ライン(ディズニーの名曲集)
♪ ジュ・トゥ・ヴ (大人の休日倶楽部のCM)
♪ 亜麻色の髪の乙女
♪ アルルの女より「ファランドール」
♪ 「カヴァレリア・ルスティカーナ」より間奏曲
♪ アメイジング・グレイス
♪ 3つのわらべうた(かごめかごめ・夕焼け小焼け・七つの子)
♪ となりのトトロ・メドレー
アンコールで ♪ ドレミの歌
これらの曲を
「フルート」「クラリネット」「サキソフォン」「ホルン」「トランペット」
「トロンボーン」「テューバ」「パーカッション」の8名で演奏するのですが、
「サキソフォン」は 通常クラシックのオーケストラでは扱わない楽器なので
メンバーのエキストラ演奏、、ということでしょう。
ポスターの参考写真より ↓ コンサート会場と違って 小さな子供はぐずるし、泣くし、賑やかこの上ないのですが
子供たちに 本物の演奏に触れる機会を与えている と思えば腹は立ちません。
指揮者が無くても 息がぴったりで スピードの速い曲でも 音が滑ることなく、
さすが、さすが、と感心しながら 1時間しっかりと楽しませてもらいました。