第1857回 NHK交響楽団 定期演奏会


 「お江戸にいる間に この人の演奏を聞きたい」と思っているプレイヤーが何人かいますが
 その中のお一人が ヴァイオリニストの「諏訪内 晶子」さんです。

 N響と一緒に 彼女が演奏するなんて、私には夢の様な機会です。
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 日本を代表するヴァイオリニストの諏訪内晶子さんのプロフィールは 書くまでもないと思いますが、
 あえて N響のサイトにアップされているままをアップします。

d0174983_19235022.gif 3歳でヴァイオリンを始め、14歳から江藤俊哉に師事。桐朋女子高等学校音楽科を経て、桐朋学園大学ソリスト・ディプロマコースを修了。1987年、日本音楽コンクールで第1位獲得。1990年のチャイコフスキー国際音楽コンクールで優勝し、国際的な注目を集める。その後、ジュリアード音楽院、コロンビア大学、ベルリン芸術大学で研鑽(けんさん)を積んだ。 これまでに、ボストン交響楽団、フィラデルフィア管弦楽団、パリ管弦楽団、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団などの一流オーケストラと共演。2013年から「国際音楽祭NIPPON」をスタートさせ、芸術監督を務めている。 NHK交響楽団とはしばしば共演。最近の定期公演では2013年にショスタコーヴィチの《ヴァイオリン協奏曲第2番》を弾く。2015年にはN響の北京公演に帯同して独奏者を務めた。今回演奏するシベリウスの《ヴァイオリン協奏曲》は、サカリ・オラモ指揮バーミンガム市交響楽団と録音を残す、得意のレパートリーである。
 使用楽器は、日本音楽財団から貸与されているストラディヴァリウス「ドルフィン」。


 そして 指揮者は パーヴォ・ヤルヴィ。
 彼は 2015年9月にN響の首席指揮者に就任しています。


d0174983_19223632.gifパーヴォ・ヤルヴィは、当時まだソ連に属していたエストニア共和国の首都タリンで生まれた。父はN響との共演もある名指揮者ネーメ・ヤルヴィである。タリンの音楽学校で指揮と打楽器を学んだ後、渡米してカーティス音楽院で研鑽(けんさん)を積み、ロサンゼルス・フィルハーモニックの指揮者コースではレナード・バーンスタインにも師事した。スウェーデンのマルメ交響楽団首席指揮者、ロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団首席指揮者、シンシナティ交響楽団音楽監督(現桂冠音楽監督)、hr交響楽団(フランクフルト放送交響楽団)首席指揮者(現桂冠指揮者)、パリ管弦楽団音楽監督などを歴任し、現在ドイツ・カンマーフィルハーモニー管弦楽団芸術監督、エストニア国立交響楽団の芸術顧問を兼任、エストニア南海岸で毎年7月に開催されるパルヌ音楽祭とヤルヴィ・アカデミーの芸術顧問も務めている。また、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団をはじめとする欧米の名門オーケストラへの客演を重ねるなど、現代を代表する指揮者として世界を股にかけて活躍している。表現力豊かな音楽性と抜群の指揮テクニックの持ち主であり、特にそれぞれの楽団の持ち味を生かした音楽作りに定評があることから、今後のN響との活動に大きな期待が寄せられている。
 なお就任直後に録音されたR.シュトラウス『ドン・キホーテ』のCDは、このたび2016年度第54回「レコード・アカデミー賞」管弦楽部門受賞に輝いた。


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 今夜の曲目は
  シベリウス/ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 作品47
  ショスタコーヴィチ/交響曲 第10番 ホ短調 作品93

 前者では 諏訪内氏の演奏をたっぷりと堪能させてもらえるでしょうし、
 後者は 旧ソ連 出身の指揮者 パーヴォ・ヤルヴィが 
 同じ旧ソ連出身のショスタコーヴィチの作曲した交響曲のタクトを振るのですから
 さぞかし 思い入れの強い演奏になるだろうと思います。

 今夜は帰りが遅くなる予定で、明日の朝は出発が早いので、
 コンサートの感想は 来週追記します。

 
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 <追記>

 急いで帰ってきたら、10時前でしたので、感動しているうちに、、追記します。
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 1曲目の シベリウス/ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 作品47  では
 諏訪内晶子さんの演奏レベルの高さに くちアングリ。

 ピアニスト以上に 細かく指が動き 演奏の速さが半端じゃありません。
 日本を代表するヴァイオリニストだとはわかっていても 彼女の十八番の曲だとわかっていても
 今まで これほど素晴らしいソロ演奏を 聞いたことがなかったので 感動、ただただ感動!!
 若い時の演奏を聞いたことが無いので比較できませんが 
 円熟味が増した 今の彼女の演奏を聞くことができたのは ラッキーだったと思います。

 そして 2曲目のショスタコーヴィチ/交響曲 第10番 ホ短調 作品93 は 
 あまりに スローで単調なリズムで始まり、なんだか物足りない。
 ただ、マエストロのタクトは 流れるように また演奏のイメージを的確に細かく与えているので
 演奏しやすいだろうな、、くらいに思っていました。

 ところが 第2楽章から最後まで ずっと身を乗り出して聞く羽目に。

 N響ですから 大河ドラマのBGMとしてメリハリのある演奏をすることに 慣れているのでしょうが
 すごく速さを要求される演奏なのに 全員の音に乱れが無く、
 驚くほど強いかと思えば 極端に弱くなり
 曲がうねるように盛り上がり 観客めがけて襲ってくる感じなのです。

 打楽器を含め 楽器の音色をうまく生かした 曲そのもののすばらしさにも驚きました。
 ショスタコーヴィチの最高傑作と言われるこの曲、、、間違いない!!

 タクトの速さも 尋常ではないのですが、決して乱暴ではなく
 曲を完全に自分のものにしている「ゆとり」を感じるさせられる優雅な指揮に
 私は 一度で マエストロ パーヴォ・ヤルヴィ氏のファンになりました。

 N響がさすがのN響ならば 指揮者もさすがの指揮者、、、、
 ウーーン やっぱり私は N響が 一番好きです。
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by saint-arrow-mam | 2017-02-17 09:42 |   コンサート | Comments(2)
Commented by TanMatsui at 2017-02-17 10:49
「諏訪内晶子」 さんの演奏は、過去 これを聴きました。
http://hirokyo.or.jp/concert/list/1638.html

 そして、私は明後日 広響の演奏会で、
ヴァイオリン 「前橋汀子」 さんを聴きます。 
曲は
ドヴォルザーク : 序曲 「謝肉祭」 Op.92
メンデルスゾーン : ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 Op.64
ドヴォルザーク : 交響曲第9番 ホ短調 Op.95「新世界より」

お互いに 楽しみですね。  追記も楽しみにしています。
(会津からお帰りの頃は、私は また すれ違いで無線三昧 笑)
Commented by shinmama at 2017-02-17 11:08 x
Hiro様

「諏訪内晶子」さんがメインのコンサートは チケットの値段が高いので私には手が出ませんが、
N響の定期演奏会なので 料金がリーズナブルなものですから 私でも行けることになりました。(笑)

楽曲も 広響のコンサートの方が馴染みのある選曲で 楽しそうですね。
今日の「ショスタコーヴィチ/交響曲 第10番 ホ短調 作品93 」は初めて聞く曲で
しかも旧ソ連でも この曲については賛否が二分化したと言われるので 私に理解できるかどうか?

私もHiro様の演奏会のブログを拝見することを楽しみにしています。


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