44名のツアーのうち ボッチは私を含め 12名(男性5名、女性7名)。
思っていたよりボッチが多く、驚きました。 男性のボッチが 会話をされているのを見ることは ありませんでしたが、 女性のボッチは 皆さん明るくて とても楽しい時間を過ごすことができました。 ボッチ旅をしてみて 一番不安だったのは 目覚まし時計で起きるということでした。 普段は ちゃんと出来る事なのに 旅先では Shinpapaが目覚まし時計をセットする係なので どうも不安で、、、、。 ホテルの部屋の時計、持ってきたトラベルウォッチ、携帯電話の3つをセットしましたが 結局、目覚まし時計より 早く 5時半には起きてしまいました 起きたら、迷わず 朝風呂に。 会津磐梯山は 身上を潰した「小原庄助さん」の生誕の地ですから、、。 でも よく考えたら 私には潰すだけの身上が ありませんでした 夜が明けてバルコニーから外を見ると 真っ白。 やっぱり、雨女(雪女)だもんなあ あ〜〜、今日はスケジュールが ビッチリ入っています。 << 猪苗代湖 >> 「運が良ければ 白鳥がいますよ」 ということだったのですが やったあ、いましたぁ、、、、、 でも 近づいたら 逃げるだろうなあ、、、 と 遠くから アップで写していると、、、 ???? 逃げるどころか オナガガモが どんどん集まって来るではありませんか? なんで??? 餌付けしているんだ、、、、 ちょっとガッカリ いえ、かなりガッカリ << 鶴ヶ城 >> 添乗員さんだけでガイドさんがいないツアーですから、2時間のフリータイム、、、昼食も各自で。 天守閣だけを見て、あとは ゆっくりとお土産物屋さんを見て回る人もいるでしょうし、 資料を手に 雪の降る中を 駆け足で雪道を走り回る人も、、、、それ、私です まずは 天守閣に上がりますが 私の目的は 一番上の展望層にあります。 城跡と城壁の位置を確認し、、、、、、 ↓ (カメラのパノラマ加工で) 近くで見たかったのは 鶴ヶ城の特徴でもある 【赤瓦】 会津の厳しい冬の寒さで 瓦が割れやすかったことから、強度アップのために鉄分の含ませて焼いた瓦なので 赤いのです。 雪に隠れてチョットしか見えないのが 残念。 次に 以前「獅子の城壁」を読んでから ずっと興味を持っている 城壁の【石垣】 蒲生氏郷〜上杉景勝〜保科正之〜松平容保へと城主が変わるにつれて 石垣の築き方も変わり、その石垣が 現存している貴重な鶴ヶ城です。 ↓(古い年代から) 攻めてきた敵を 効率よく倒すための工夫も 随所にみられます。 土木技術の結集であり、兵法の知恵が詰まっている、、、面白いなあ、石垣って 念願だった 【茶室 麟閣】に やっと来ることができました。 千利休が秀吉に切腹させられた時に、蒲生氏郷が 利休の子供の少庵を会津に匿い、のちに秀吉に「千家復興」を願い出たのです。 そのお陰で、千家茶道は 武者小路千家、表千家と(私ごときが師範の免状を戴いた)裏千家に別れて 現在に至っているので、 お茶をかじった人間には意義深いお茶室です。 赤べこ発祥の地、会津柳津の名刹<< 福満虚空臧尊円臧寺 >> に立ち寄りますが、 どうも 私はこの手のお寺に興味がなくて すみません。 << 只見線 >> まだ 全線開通となっていないようですが、人気のある区間だけ 30分間乗車します。 バスは 先回りしてくれています。 でも本当は 乗車するより、鉄橋の上を走っている電車を 外から写したいなあ。 この後は 近くの道の駅「三島宿」に立ち寄り、「常磐自動車道」を走り JR郡山駅へ。 郡山に近づくにつれて 車窓の風景から 全く雪が消え、 この2日間の 白銀の世界は 夢まぼろしだったのか?と思うようです。 さてさて、東京駅に着くと 雨風が強く、電車が軒並み運休か遅延。 最後の最後まで 申し訳ないほどの「雨女」でした。
by saint-arrow-mam
| 2017-02-21 11:17
| 東北地方
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Comments(4)
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うつきよう
at 2017-02-21 23:33
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興味の持ちようで見方も変わってくるのですね。
石垣ですか! 思いもよらない視点です。 私など、新しいお城なので、お城そのものに関心は薄く、 鶴ヶ城といえば白虎隊の悲劇。 白虎隊といえば飯森山。 そっちのほうでした。 只見線は外国の旅行者にも人気だと聞きましたが、いらっしゃいました? 雪が白くふっくらしていてきれいですね。 何度か行っている会津周辺ですが、 雪景色の会津を見に行くことはなかなかできないので、 拝見できてとても貴重でした。
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shinmama
at 2017-02-22 09:05
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うつきよう様
そうなんです。 鶴ヶ城の天守閣は新しいので あまり興味が無く パス。 ただ、「赤瓦」から一度目の再建で「黒瓦」になり もう一度再建する際に 「赤瓦」に戻したというので その雰囲気だけは 最上層から見下ろして見たかったのですが、、、雪が積もっていました。(笑) 石垣は 過去の大地震にも びくともしなかったそうで 蒲生氏郷の時代に造られたままが残っているので見ごたえがありました。 会津に関した本を数冊読んで、歴史に疎いながらも 「飯盛山」には 行きたいと思いました。 今回はあきらめましたが、会津の街の中を散策するのと飯盛山は今後の課題に、、、。 日に数便しか走らないという只見線で 2両編成。 外国人がいればすぐわかりそうですが、クラツーで貸切った?と思うくらい ツアーの人以外の姿を見かけませんでした。 寒いところに寒い時期に行くと そこで暮らす人がいかに 春を待ち望んでいるか わかるような気がするものですね。
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okadatoshi at 2017-02-23 17:36
旅行中のblogじっくりと拝見させて頂きました。
改めて、旅行先の記録を残すお手本のように構成をされています。 さらにいえば、shinmama調のスタイルが確立しており、ふんふんとうなずきながら読んでいけます。 城郭の知識もディレッタントの域からさらに専門性が高まっていきますね。 中途半端なblogを衝動的に書き連ねている当方としては恥じ入るばかりです。 現職時代に工業高校に勤務していたときの社会科の教師と何かの折りにはなしたときに、石垣の権威であることを知りました。高校の教師をしながら石垣の野積みの研究していて退職後は短大で教鞭とっていました。 奈良の樫原考古学研究所の仕事もやり石垣の復元作業の現場指導もやっていました。 blogを見てその方の事を思い出しました。 当方のツアーは、2泊3日で@39,980円という激安ツアーなので食事で蟹も出ることもありませんでした。 フランス料理も美味しそう。
okadatoshi様
先月私が行った 札幌への2泊3日は お買物券が1人あたり5,000円分付きで 23,800円という格安ツアーで、夕食も観光もなく、ガイドさんもなく 飛行機の席ですら自分で確保する、、というものでしたが 雪まつりの時期を外すと 北海道はお得なツアーがありますね。 歴史には 知識も興味もなかったので いろんな古城に行っても ふーーーんと ただ通り過ぎるだけだったのですが、 たった1冊の本を読んだことで ググッと石垣に引きこまれてしまいました。 昔の石積み職人が 勘と経験を頼りに積んだ石垣が 驚くほどの構造強度を持ち、 今なお残っていることに すごくロマンを感じ もっともっと深く知りたいと思うようになっています。 石垣オタクというより 聞こえが良いので これからは 石垣ディレッタントということにします。(笑) 新学期の準備でお忙しい中、拙いブログに目を通していただきまして ありがとうございました。
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