木管アンサンブルの競演


 オカリナを教えていただいている先生は プロのflautist(フルート奏者)で 
 コンサートに出演される機会が多いので 案内していただけるのを 楽しみにしています。

 今月は 千葉市で開催される 「木管アンサンブルの競演」に出演されるというので 
 豊洲〜新木場〜西船橋〜千葉 と電車を乗り継ぎ 1時間かけて行きました。
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 千葉駅は 初めてですが とても大きな駅だったのでびっくり。
 千葉県には大きな駅が多いのですが、それは東京近郊のベッドタウンという存在だからでしょうか?
 
 駅前の交番は「ふくろう交番」と呼ばれ、人気があるようです。
 「夜も見守る」というイメージでしょうか?
 アニメ好きの外国人にウケそうな建物です。
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 マンホールは 地味な色ながら カラーマンホールが多くあります。
 この2つは 新旧でデザインが変わったもので、
 サイトを見ると 同じデザインで もっとカラフルなものもあるようです。
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 会場となったのは 地元銀行が所有する文化プラザの中にある音楽ホール。
 音響が素晴らしく 気持ちの良いホールです。
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 実は 千葉市が この音楽ホールを財政難を理由に手放すことを決め、
 現在、買い手を公募しているということでした。

 確かにこれだけの立派な音楽ホールを 「市」が維持して行くのは とても費用が掛かり 
 大変であることは理解できますが、
 「国」「県」の芸術に対する関わり方が 他の先進国のレベルに比べて 
 大きく遅れている事を哀しく思います。
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 フルート以外の木管楽器の場合、通常は種類の違う複数の楽器でアンサンブル演奏しますが、
 単一木管楽器だけのアンサンブルというのは 珍しく
 それだけ お江戸では 演奏家の層が厚いということでしょうね。

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 それぞれ、楽器の音色の特徴を感じさせる演奏曲目でしたので
 木管楽器の持つ温かさを 堪能しました。

 オカリナも同じ管楽器ですので 息継ぎやロングトーンなどは勉強になりましたが、
 そのレベルの違いを痛感し、どうしたらあんなふうに音がぶれないのだろうと思いました。

 せめて私なりに オカリナを もう少しほんわりと優しい音色で 吹けるように頑張りたいと思います。

by saint-arrow-mam | 2017-06-04 09:15 |   コンサート | Comments(4)
Commented by okadatoshi at 2017-06-04 15:38
東京の特別展の殺人的な鑑賞者を考えると入館することに萎えてしまいますが、東京の衛星都市には東京ほどには注目されないけど、静かに鑑賞できる個性的な美術館がまだまだあると思います。
実は、今月の終わりに高校時代の同窓会の関係で上京しますが、親しかった友人の墓参も計画に入れています。
その途中に千葉市にあるホキ美術館を考えています。
http://www.hoki-museum.jp/realism/

10月には私の勤務と希望に合わせて(どうしても出てこいという先輩の意向もあり)大学時代のサークルの持ち回りOB会が長野の無言館の近くでわざわざ開催されます。

オカリナの世界も深い世界が江戸にはあるのだろうと思います。
ご褒美の時間をフル回転をされて使われていて見習わねばと思います。

今まで持参をしてなかったスケッチ用具を岡山に行くときには鞄に入れるようになりました。
Commented by saint-arrow-mam at 2017-06-04 16:33
okadatoshi様

上京して たった4年の私ですから 偏見だと思いますが、
東京には 東京以外の住人を羨ましがらせるほどの美術館や博物館やコンサートホールがありながら、
そしてそこで貴重な展覧会や演奏会が催されているにもかかわらず、
当の東京の住人は ほとんど無関心のまま見過して、東京に住んでいることの特権を
うまく利用していない人が多くいるような気がします。
一方で 人気の美術展になると 4時間も5時間も並んだ挙句、
ほんの一瞬だけ作品に触れるという 私にはできない難行を 真夏の炎天下でもやってのけるのですから すごいです。

ホキ美術館には 一度しか行ったことがありませんが
自然光を獲り家れた建物もユニークですし、収蔵されている作品は どれも写真のごとく細密で 
好き好きがあるとは思いますが、私は 好きな美術館の一つです。
http://runslowly.exblog.jp/12315597/
ただ、アクセスがあまり良くない場所にあるので、チャンスがおありなら是非に。

私も 秋に長野県を考えています。
奥様も同行されれば お二人なら山歩きもできますね。
Commented by うつきよう at 2017-06-05 01:47 x
 単一木管楽器だけのアンサンブルというのはたしかに珍しいですね。
 どれも、それぞれの音だけを単独で聞くことはそうはない楽器だと思うので、
 楽しい試みですね。

 私もアランフェスのコンサートではできるだけ最前列をゲットして、
 手元指先をじっと見ているのですけれど、
 「レベルが違い過ぎて」参考に、なんてとてもなりません(笑)
 でもまあ、プロの音を間近に聞くだけでも、憧れとともに刺激になりますものね。
 少しでも近づけるように頑張ろう!と(少なくともそのときだけは)思います。
 
 
 
Commented by shinmama at 2017-06-05 08:10 x
うつきよう様

プロフィールを見ると 音楽大学も東京芸大、国立音大、昭和音大などバラバラですが、
師事した先生が同じ方達のアンサンブルのようなので 単一木管楽器でのアンサンブルができるのだと思います。

友人の御嬢さんは 広島から東京まで月に一度声楽の勉強に来ていますが
音楽の場合 優秀な指導者は ほぼほぼ東京に住んでいるので
地方に住んでいるプロの方は ハンディーがあるでしょうね。
私のような素人でも 今は歩いて10分かからない場所に教室があり、オカリナを習うことができますが
広島に帰るとそうはいかないだろうと覚悟しています。

ギターは正面に座って指を見る、、、そうですよね。
ピアノの場合は 指を見るために 正面より少し外して座るのですが
最近では 手先だけを映像で写してくれることが多くなりました。
その場合、微妙に音と映像に時差ができるので 見ているとモヤモヤします。(笑)

はい、私も 今だけ「頑張ろう」と思っています!!


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