日本近代洋画の父ともいわれる黒田清輝の遺産の一部を
美術の奨励事業に役立てる目的で 昭和3(1928)年に竣工したのが黒田記念館です。
黒田記念館が 昭和初期における美術館建築(岡田信一郎設計)として貴重な建物であることから
創建当初の姿に復することとなり、平成12(2000)年から改修工事が始まり、
さらに平成24(2012)年から耐震補強工事も行い 平成27(2015)年にリニューアルオープンしています。
煉瓦タイルの色の日焼け具合が いい!!
外観細部の美しさといい、年月をかけて修復しただけのことはあります。
この日は 時間が無くて 現在展示中の「湖畔」を見ることができませんでしたし、
建物内部の造作も見たいので 改めて行こうと思っています。
ちなみに、黒田記念館の観覧料は無料で 東京国立博物館に準じて 原則週6日公開しています。