2012年 07月 06日 ( 1 )

タイムスリップ (2)

 家の中を 大掃除していましたら 懐かしいものを いくつか見つけました。

 すっかり 錆びていますが これらは 昔、母の実家にあった 「台秤」の 「分銅」です。

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 母の実家は 商売をしているので 「台秤」という秤を使っていました。

 休みになって広島に帰ってくると 祖父がすぐに私を台秤に乗せて 体重を量り、
 次に 台所の柱に 身長を測って 印をつけてくれました。

 年々 私が大きくなることを 祖父がとても喜んでくれるのが うれしかったことを覚えています

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 当時の写真がないのが残念ですが、
 明治時代の中期に製造された 台秤ではもっとも古い形という 
 この写真と全く同じ秤でした。


 基準の錘を右の鉤の所に増やすことによって、
 振り下げを移動させて量ることができます。


 台の上で動くと ガタンガタンと秤が揺れるので、
 じっとしていないと 怒られる厄介な 秤 (体重計)でした。






 分銅には「20kg」と「10貫」と記載されています。  
 まだ 尺貫法が使われている時代でしたが、キログラム表示も混在していたのでしょう。

 10貫は 国際キログラム原器の質量では 37.5kgになるようです。

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 お店の台秤を 針のついた新しい台秤に買い替える時に 
 台秤が好きだった私に 祖父が 「分銅」 をくれたのだと記憶しています。

 当時 お気に入りだった木箱に 大切に紙に包んで 入れていました。
by saint-arrow-mam | 2012-07-06 16:31 |   ノスタルジー  | Comments(6)