2018年 09月 18日 ( 1 )

きききりんさんとCM


 女優の樹木希林さんが  15日に 死去。

 数年前から彼女が全身癌であることは マスコミの報道で知っていましたが、
 6月に、「万引き家族」で 彼女の素晴らしい演技を見て 感動した所へ届いた訃報でした。

 たまたま映画の中で 彼女が自宅で死んだ老婆の役を演じたせいか
 そのシーンが思い出しされ、訃報がなんだか現実味のない 絵空事のような気がしています。

        ブログ → https://runslowly.exblog.jp/26947229/

 映画以外に、彼女の出演した広告の中で 強く印象に残っている作品が2つあります。


 1つは「フジカラー」のCMで、、、
 フィルムを現像に出していた時代に 樹木さんと岸本加世子さんの軽妙なやり取りで 大ヒットしたCMです。
 「そうでない人は それなりに」という言葉を やたら連発していたことを覚えています。(笑)

                  
 


 もう一つは 「宝島」の広告で、、、
 英国の画家ジョン・エヴァレット・ミレイの名作「オフィーリア」をモチーフに、
 安らかな微笑みを浮かべた樹木さんが 森の中で1人、水面に身を横たえているデザインのものです。
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 「死ぬときぐらい 好きにさせてよ」というコピーの下に、

       「人は必ず死ぬというのに。
        長生きを叶える技術ばかりが進歩して
        なんとまあ死ににくい時代になったことでしょう。
        死を疎むことなく、死を焦ることもなく。
        ひとつひとつの欲を手放して、
        身じまいをしていきたいと思うのです。
        人は死ねば宇宙の塵芥。せめて美しく輝く塵になりたい。
        それが、私の最後の欲なのです」

 とのメッセージが添えられています。

 私が見たのは 地下鉄の構内に貼られていたポスターだったと思うのですが、
 初めてこの画像を見たときには 彼女がモデルとなっていたことの重さに 衝撃を受けました。

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      有名人の訃報をブログにするのは 極力避けようと思っているのですが、
        彼女のファンのひとりとして、今回は ブログに残すことにしました。


by saint-arrow-mam | 2018-09-18 16:51 |   思いを寄せて | Trackback | Comments(4)