1 [ビクトリア]は カナダのブリティッシュ・コロンビア州の州都ですが、 街は 近代建築ばかりでなく ヘリテージビルを活かした店が 多く立ち並んでいることで知られ 建築関係の雑誌に 時々 写真が登場する マニア垂涎の街です。 でも [ビクトリア]に接岸しているのは 18:30~23:30で 観光には難しい時間帯。 個人的には 建築物への興味から、明るい時間帯に 街を見たかったのに、ちょっと残念です。 内部を見ることはできませんが、ライトアップをしている外観だけでも 見れたらいいなあ。 ![]() ![]() さて、夜の入港ですから まず考えておかなければならないことは 「夕食」のことです。 船で夕食を食べてから 下船するか? それとも 下船して街のレストランで食べるのか? という”場所”の選択と シーフード? カナディアン・ビーフ? 日本食? という”料理”の選択です。 旅行中の全ての食事は その日、その時の ”お腹の具合”と”気分”で Shinpapaが決めますので South B (船が入港する埠頭)から 徒歩圏内のレストランの情報を いろいろプリントアウトし 地図も用意しておきます。 ![]() ![]() でも、たいていの場合は、Shinapapaに 「船のレストランで食べるぞ」と言われ、 私のプリント類は 全てゴミと化すのです。(笑) ![]() 今回のクルーズ用に作成した資料の中で 一番大きいものは プリントした紙を 数枚張り合わせた 手作り”地図”です ”地図”は 船室の壁に貼っておいて 船の位置や航路を 随時 記入します。 室内テレビでも 現在地の情報などは わかるのですが、 アナログ地図の方が 寄港地以外の目的地に関して 周辺の地形や通過時間の予測ができるので、、、。 Shinpapaが すでに行ったのはどこか? 次はどこに行くのか? 入港時間は? など 私に聞かなくても わかるように 情報を添付し、 私は私で 入港前や出港後、航海中に見れたらいいなあと思ってものを 地図に書きこんでおくと 船の現在地を確認しながら、右舷、左舷のデッキに移動できます。 ![]() このような大きな地図を含め 予習した資料のファイルはアナログで 非常に重たいので トランクの中に入れて 宅配で送ってしまいたいのですが、 もし そのトランクが ”ロストバッゲージ”になってしまうと 死活問題? なので、 タグボートと一緒に リュックに入れて 担いで持って行きます。 (予備に Dropboxにも 資料のデータを入れて、、、) ![]() ▲
by saint-arrow-mam
| 2018-09-28 06:00
| (E)アラスカクルーズ
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ケチカンの出航時間は 13時。 したがって、ゲストは全員 12時半までに 船に戻ってくるようにと言われています。 (All Aboard 12:30pm) 船では 下船するとき、乗船するときは それぞれIDカードでチェックされるので、 誰が船の中にいるのか、だれが陸にいるのか 船側では把握できるシステムになっています。 この日、12:30になっても戻ってきていないゲストがいたらしく 何度も 何度も 船内放送で名前をコールされていました。 これは 珍しいことではなく 遅れて帰ってくる人を 船が1時間程度 待つことは良くあることなので 別に何も思わず デッキで出港の撮影をしていました。 ![]() 悪天候のため、今日の遊覧飛行はキャンセルになった という話を聞いていましたが、 午後になって それがウソのような 好天になりました。 さぞかし、悔しい思いをしているだろうな。 ![]() 13時になり、エンジン音も高くなり、定刻に出港するんだ、、と 埠頭を見下ろすと なんと 今、船に戻って来たと思われる 夫婦が 埠頭で 右往左往しています。 船は すでに、タラップをはずし 離岸するところです。 きゃーーー、 どうなるのでしょう。 ![]() エージェントらしき人が近づいて なにやら話していますが どうやら 船は 二人を乗せる気は ないようです。 通常、ゲストは船にパスポートを置いているので、 彼らは 次の寄港地 ビクトリア(カナダ)には 移動できない可能性が大。 となると 自費でシアトルへ移動し、この船が到着するのを待っていることになるのでしょうか? Shinpapaも ”これは大ニュースだ” と 大さわぎしています。 船は 埠頭を離れ、、、、 ![]() 置き去りにされた夫婦は 車でどこかへ行きました。 ![]() 船は 彼らを乗せず、置き去りにしたまま、ビクトリアに向かいます。 ![]() ▲
by saint-arrow-mam
| 2018-09-28 00:01
| (E)アラスカクルーズ
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![]() ケチカンには 6時頃入港し、予定通り7時に着岸しました。 ![]() すると 想定通り、朝早く下船して 遊覧飛行 や 熊牧場などへ行くエクスカーションに参加される方が出発していきました。 霧がかかっているものの 雨が降っているわけではないので 予習編で書いた通りの「エキストラ」で わたしたちも 下船。 ![]() 街に中に 人影が無いところを見ると、ゲストはバスで郊外へ行ったのでしょう。 ![]() 偶然、面白い名前のトレイルの看板を見つけたので 歩いてみようという事に。(笑) ![]() サケの遡上する川に沿って 歩きます。[紫のルート:左] 今さら、、ですが、 日本のサケは 「シロザケ」と呼ばれるサケで アラスカ州のサケは 「マスノスケ」=「キングサーモン」です。 ![]() 鳥が サケを食べているところを初めて見ました。 ![]() 薄暗い森に入ると 「熊」がいないか 気になり、 川をみると 「サケ」がいないか 気になります。 ![]() ★印のところで どちらの道に行こうか と話していると 偶然に 自宅から出てきた男性に 声をかけられました。 ![]() 名前は ピーター、3歳になる男の子のお父さんです。 彼にお勧めの場所を聞いたところ、 「Totem Heritage Center(トーテムヘリテージセンター)」ということでした。 しかも 車で連れて行ってくれるというのです。 ![]() ええっ?? まさか??と思いましたが、優しそうな人でしたので、乗せてもらいました。[緑のルート] チャイルドシートがセットされていたので Shinpapaは助手席に、私は後部座席に。 そして その車内で ピーターから いろいろ話を聞きました。 星野氏の本と合わせてストーリーを思い描くと 彼の言いたいことは こういう話になります。 「トーテムポール」は 伝統的に 塗り替えや修復されることはなく 自然に傷み、倒されるに任せていた。 それを トーテムヘリテージセンターで 保存するために トーテムポールを持ち去ろうとしたとき、 インディアンの人々は 朽ち果ててゆくままにしたいと 拒絶した。 風雪と歳月にさらされたトーテムポールは苔むし、ゆっくり自然にかえれば そこが霊的な土地になる、、という考えを持っていたからだ。 おそらく ピーターは 私たちに 古いトーテムポールを見て欲しいというのではなく この施設の存在の是非を 考えて欲しい と言っているのだと理解しました。 ![]() 内部に立っている 100年以上前のトーテムポールは インディアンの気持ちを無視して 保存を目的に 持ち去られたものにちがいありません。 ![]() 個人の名誉や特別な出来事を記念とするため、 また その持ち主の家柄や血統を示すために建てられた トーテムポール。 それを 後世の人間が 勝手に持ち去って 展示する、、、 古いトーテムポールを 目の前にして 星野氏の本のこと、ピーターの話を 改めて考えると 伝統芸術の継続のためとはいえ、こういう施設は本当に必要なのか? と問いたくなります。 ![]() ![]() [紫のルート :右] を歩いて 港に戻ります。 でも ピーターに 教えてもらった「アザラシ」に会える場所に 寄り道。 ![]() いました、いました、、、 ![]() ![]() ![]() 可愛い!! なんてもんじゃない。 こんな 身近なところにアザラシがいるなんて すごーーーい。 ピーターのお陰で 短い時間にもかかわらず 楽しい街歩きができました。 ![]() ![]() 船に戻ると まもなく 出港です。(13時) ここで 大事件を目の当たりにしました、、、、珍しい事なので 次のブログにまとめます。 ![]() Shinpapaの好きな ビンゴ大会に参加しましたが 見事にハズレ!!(笑) ![]() スパで 長居をしたのち タマリンドで夕食。 この日は 2度目のフォーマルでした。 この日、日本でカープが優勝したことを知り、祝杯を!! ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 明日はカナダ、翌日はシアトル。 アラスカを離れる前に アラスカで出会った鳥たちを まとめておきます。 ![]() この日 時計を1時間 進めました。(睡眠時間が1時間 短くなります) 久々に 快晴の夜でした。 ![]() ▲
by saint-arrow-mam
| 2018-09-28 00:00
| (E)アラスカクルーズ
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