2019年 05月 03日 ( 1 )

本『アメリカ彦蔵』


 今回 クルーズに持って行った本の中で 
 次の 2冊の本は クルーズを意識して 借りて行った本です。
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 1冊目は 帚木 蓬生の『受難』。

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内容(「BOOK」データベースより)
 韓国沖合で大型旅客フェリー世月号が沈没、多くの犠牲者が出た。
 船会社のオーナーは事故直後から姿を消し、その杜撰な管理体制が次々と明らかになっていく。
 同じ頃、韓国で細胞工学の治療院を経営する津村のもとに、溺死して冷凍保存された少女の遺体が運ばれた。
 津村はiPS細胞と3Dプリンターを駆使して少女のレプリカを作ることに成功。
 彼女は記憶を呼び覚ましながら、自分が世月号に乗船していた事実を知るが、、、。




 そして 2冊目は 吉村 昭の『アメリカ彦蔵』。
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内容(「BOOK」データベースより) 
 嘉永三年、十三歳の彦太郎(のちの彦蔵)は船乗りとして初航海で破船漂流する。
 アメリカ船に救助された彦蔵らは、鎖国政策により帰国を阻まれ、やむなく渡米する。
 多くの米国人の知己を得た彦蔵は、洗礼を受け米国に帰化。そして遂に通訳として
 九年ぶりに故国に帰還し、日米外交の前線に立つ。
 ひとりの船乗りの数奇な運命から、幕末期の日米二国を照らし出す歴史小説の金字塔。




 どちらも 船が遭難するところから始まるのですが、
 波に揺られて読むには 『アメリカ彦蔵』が とても面白く感動しました。

 昨年 アラスカにクルーズするために 予習をしたときに
 多くの日本人が漂流し、シトカに辿り着いたことを知りましたが
 まさに そのストーリーです。

     ブログ アラスカへの旅 5日目 シトカ ⇒ https://runslowly.exblog.jp/27143454/

 ”現地シトカの記憶”と ”QEの船内で飛び交う英語” そして”船の揺れ”と ”はてしない海原”が 
 非常に 物語の臨場感を 刺激して まるで4D映画を見るような感じがしました。

 夢の中で 何度も江戸時代にタイムスリップしてしまったくらい 
 クルーズ中に読むと 不思議な影響があります。

 今でも どこかに「彦蔵」がいるような、、、、。

by saint-arrow-mam | 2019-05-03 20:28 |   映画・本 | Comments(0)